過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

いろいろと移住相談やら

毎日、いろいろと田舎暮らしについての問い合わせがくる。まるで、不動産屋みたいなんだけど。暇をみては空き家を見つけたり、希望者を案内したり、大家さんにつないだりしている▲もちろん、仲介手数料などいっさいもらってない、すべてボランティアの持ち出しになっている。

昨日は、山奥の勝坂に暮らすことになった友人を、地元の世話役の人、近隣の人に紹介▲ベジタリアンレストランを開きたいというカップルが来訪。店舗付きの住宅を探しているというので、引佐の久留女木の大きな一軒家(7DK)を紹介した▲石切という山奥の別荘地の土地が売りに出されていたので、所有者に聞いてみた。坪3万円というのだが、ほとんど売れなくて塩漬けという▲本人は、もう別荘生活はやめて南信州でトマト農家とクラインガルテンをはじめたという。売れればいくらでもいいみたいな雰囲気。

近くの豊岡に暮らすことになったAさん夫妻から依頼されていた、引越しの案内状。やっと印刷して、渡した。猟師をしているので、お礼にと、猪と鹿の肉をいただいた▲パーマカルチャーを学んできた息子さん夫妻も近くに移住して、無農薬の農業を開始するという。新規就農支援についての話をしてきた▲また、近くに5DKのくらいの大きな一軒家(なんと520万円)が売りに出たというので、見に行く。田舎暮らしを希望していたOさん一家に情報をお伝えした。

移住というのは、人生の大きな節目である。どこに住むかによって、人生の色彩もずいぶんとちがってくる。まあそんな意味で、なにか少しでも役に立てるということは、ひとつの喜びでもある▲まあ好きでやっているわけだ。おかげで、楽しさを分かちあえる楽しい友が周囲にたくさん増えるようになってきた。