過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山を売りたい人、買いたい人

春野町に持て余している山林、17町歩を売りたいと友人から相談されていた。1町歩が3000坪、その17倍。夫が買ったときには、4500万円だったとい う。森林組合にいまの相場を聞いたら、400〜500万円とのこと▲あちこちに山を買っている知人のTさんがいて、その話を聞いて「買いたい」という。ので、お二人がわがやで会ってもらうことにした▲林班図(森林の境界を表す地図)だけではわからないので、現地に行こうというので、四駆のジムニーが出動して山に出かけることになった。

杉や檜ばかりの森で、間伐していないのがざんねん。写真のようにこんなに密集している。ときどき、コナラや山桜の広葉樹があるとほっとする。なにしろ広大 な森、また森だ▲いま山は底値なんだろうと思う。買い手がつかない。もっていても仕方がない。このままでは木材が売れるはずがない、伐採の手間賃と搬出で 赤字になる▲しかし、お金に余裕があって、山をなんとかしようという人には、いまは山は買いどきかもしれない。