過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「ONE PIECE」に熱中するが、お腹が空く そこで

あかりは、小2だが学校に行かず。算数と国語は、「すらら」という対話型のアプリで習っている。
国語は、主語、述語、修飾語とかやっている。「作者の言いたいことを次の中から選べ」とか。「わからなーい」と言っている。

ううむ。「すらら」はなかなかいいいシステムなんだけど、日本の国語の問題って無意味だなあと感じる。嫌いになってしまうよ。

「そんなものいいから、おもしろい本を読めばいいよ」と言っている。漫画でもいい。いま『ONE PIECE』を借りて、読み始めた。おもしろいおもしろいと、歩きながらも読んでいる。一日4巻読むとして一ヶ月はかかるかなあ。その上、アニメも見始めた。
  ▽
しかし、『ONE PIECE』に熱中するが、お腹が空く。

「おとうちゃんおなかすいたよ、なんかつくって」

──うん、わかったよ。じゃあつくるか。

さささと味噌汁、ご飯を温めて。

──さあ、できたよ。

声かけても、漫画に熱中している。
おとうちゃんは、怒った。
   ▽
──こら、おなかがすいているというので、おとうちゃんは仕事を中断してごはんをつくったんだぞ。それに対して「ありがとう」もない。そのうえ、呼びかけても食卓にやってこない。
それっておかしくないか。失礼じゃないのか。自分が逆の立場なら、どういう気がする!

と思い切り叱りつけた。で、ここからが余計なんだけど。こちらは勢いがついているからね。

──もう食べなくてもいい。ごはんはおしまいだ。

ちゃん、ちゃん、おしまいとなった。
あとで、あかりは自分でよそって食べてたけど。