過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

子育て

「わからない」が自分を引っ張っていってくれる

「おとうちゃんは、なんでも知っているようだけど、知らないことはたくさんあるんだよね」 ──そりゃそうだ。知らないことばかり。 「たとえば、宇宙とはなんなのか。時間とは、空間とは、死んたらどうなるとか。そういうことは知らないよね」 ──だいたい自分…

毎日、将棋を指すことになっている

寝る前にあかりと将棋。かなり手強くなってきた。先の先を読むようになってきた。質的にぐっと上達してきた。 「将棋を指すと頭が良くなる」とあかりには言っている。どうして?というので「それは、脳細胞のシナプスがつながるんだよ」と。 ▽脳細胞がたくさ…

ひとつの文として作ってごらん。できれば一日一本だよ

あかりの寝かしつけ担当はおとうちゃん。で、20時には一緒に寝る。いつも二人で、寝ながら本を読む。おとうちゃんは、世界史の本と司馬遼と山本七平の対談、あかりは国語の辞書を読んでいた。 ▽「これどういうこと?」と聞いてくるので、煩わしいけれど、そ…

七輪で炭を起こしてサバを焼く

あかりと夕食。外風呂を薪で沸かしながら、七輪で炭を起こしてサバを焼く。4切れ500円だった。 じゅーじゅじゅ。あつっ、あつっ。サバは油が出るので、炎がふわっと上がる。煙と臭いがすごい。七輪の上で焼かれているサバの上に醤油を垂らし、そのまま箸で…

いちりん楽座 地域とウェルビーング ~市民から始める教育ベースの地域づくり~

いちりん楽座地域とウェルビーング~市民から始める教育ベースの地域づくり~1月28日(日)19時〜21時(18時半から雑談トーク)ゲスト 一尾茂疋(いちお しげひこ:瀬戸ツクルスクール)参加ご自由、参加費無料、途中入退室自由。顔出しもご自由。GoogleMeet…

土間の薪ストーブに火をつけて暖を取りながらの語りあい

ずっと火遊びしてた。子どもは火遊び大好きだなあ。火を見ていると飽きない。はい。火事にはくれぐれも気をつけます。 年末から書類の整理を初めて、不要な書類がわんさかと出てくる。それを大きな段ボールに入れて、山盛りいっぱいが5つくらい。それを外風…

してYouTubeで発信して、話題になる。それが本になって売れる 雨穴

江戸川乱歩のように、いきなり探偵が出てきたり殺人が起こるわけではない。「スケッチ・ミステリー」という新たな手法。これまでにない不気味な読書体験を醸し出す。 『変な絵』という小説をなにげに手に取ってみた。描かれているのは、普通の絵。だが、この…

とにかく、自分ひとりで生きていくワザを身につけるんだよ

──いい成績とるとか、いい学校に行くなんてどうでもいいからね。とにかく、自分ひとりで生きていくワザを身につけるんだよ。 「うん。そうする。たとえばどういうことしたらいい?」 ──サラリーマンで暮らすより、自由に自分のワザと力で生きていけるほうが…

そうだなあ、おとうちゃんのスタイルからすると、「なりゆき学園」かなあ

「もしきまればどういう名前にするの?」 ──そうだなあ、おとうちゃんのスタイルからすると、「なりゆき学園」かなあ。いや「きまぐれ学園」かも。 「どちらもいいね。でも、“きまぐれ学園”ってのは、どうかと思うよね。やはり、“なりゆき学園”がいい。」 ──…

早起きして薪ストーブ、それから朝風呂だ。

「おとうちゃん、まるで紙のお葬式みたいだね。」──そうだね。お葬式。お焚き上げ。天にお返しする。そして、土に還る。 あかりと一緒に、風呂焚きだ。土間にある外風呂で、焚き火みたいに温まる。たくさんある書類をどさっと段ボール箱に入れてある。ひとつ…

あかりがキックボクシングをはじめて8ヶ月 上達したよ

あかりがキックボクシングをはじめて8ヶ月。2回休んだだけ。上達したものだなぁ。手塚先生のおかげ。 池谷 啓 - あかりがキックボクシングをはじめて8ヶ月。2回休んだだけ。上達したものだなぁ。手塚先生のおかげ。

ライアークリスマス会に行ってきた

ライアークリスマス会に行ってきた。森町の野口さんのお宅。築百年の古民家。432Hzのライアーを聽いたり、体験したり、ねっころがって瞑想。そして、おいしいお菓子を頂いた。 大人の女子会に参加したって感じ。みなさんには、違和感あるかと思ったけど。と…

守護霊として、見守り続けると思うよ

「ねえおとうちゃん、もしもだよ、おとうちゃんが死んだら、あかりの背後霊になってくれる?」 ──うん、そうだね。背後霊というか守護霊として、見守り続けると思うよ。あ、あぶないというとき、いろいろ助けたりね。ときには、あれこれ文句言うかもしれない…

子どもの遊び場・公園、図書館、子育て支援、ママ友ネットワーク、学習支援、不登校児ネットワーク、親のオンライントーク。情報リンク

子どもの遊び場・公園、図書館、子育て支援、ママ友ネットワーク、学習支援、不登校児ネットワーク、親のオンライントーク、親子のキャンプサイト。そういう情報が求められる。情報不足で機会損失するってことはたくさんある。ああ、それを知っていれば助か…

でかけると、いろいろなびっくりがたくさん。不思議な出会いもたくさん

大切なのは「センス・オブ・ワンダー」で、ともに五感で不思議と神秘に驚けること。親子でびっくりする。子どもの繊細さ、純粋さ、感覚の冴えを通して大人が驚くというのが楽しい。 うわ!あれはなんだ。うわ!きれいだあ。うわ!びっくりした。すごいなあ。…

なんにもないほうが子どもは自由に遊べるんだね

「公園って、普通、滑り台とかブランコとか作るでしょう。ところがここは、なんにもない。ちっちゃな人工芝の山があるだけ。なんにもないほうが子どもは自由に遊べるんだね」 なるほど。たしかにそうだ。 なんにもないほうがいい。自由に遊べる。滑り台とか…

行きたいときに校長室に行く。校長は校長で自分の仕事。あかりは、応接机で好きな本を読んだり。勉強したくなったら校長先生が教えてくれる。

図書館にいてもいい。保健室にいてもいい。教室にいてもいい。好きなことをやっていればいい。好きな時間に来て好きな時間な帰ればいい。週一でもいい。いつでもいい。そんなことになった。それで、行きたいときに校長室に行くってことを提案。校長は校長で…

焚き火めぐりの一日。春野人めぐりだった

焚き火めぐりの一日。春野人めぐりだった。 冬の山里は焚き火がいい。贅沢でありがたいことだ。 小橋邸でピザ焼き、三井邸で焚き火、そしてスープを頂いた。焚き火を楽しんでいたら、もう暗くなってきた、「もう帰ろう」と言うが、子どもたちは「まだ焚き火…

「ことわざ」を覚えるのが好きになってきた

あかりは、「ことわざ」を覚えるのが好きになってきた。 漫画で解説されていることわざ辞典をいつも読んでいる。 ので、会話によくことわざがでてくる。 「豚に真珠」「馬の耳に念仏」「石の上にも三年」「長いものにはまかれろ」「山椒は小粒でもぴりりと辛…

若くて頭の柔軟な時代、自分の好きなことを見つけて掘り下げていったら、たいそう楽しい人生ではなかったろうか

親が中学教師だったから、働くということは、「どこかに勤めること」と思っていた。 勤めるのが働くということだから、安定している会社、給料が高いところ、有名でカッコよくてスマートな会社がいいと思っていた。 学校でいい成績をとって、いい高校に行っ…

渋柿20キロを剥いた 新聞紙を素材にして漉いた紙

いただいた渋柿20キロを剥いた。いろいろと道具を工夫してみたが手、でピーラーで剥くのが一番はやかった。新聞紙を素材にして漉いた紙で、あかりがイラストを描いてみた。にじみとか凸凹があっていい感じになる。ちゃんとした和紙だともったいなくて使えな…

あかりの社会見学デーであった

──きょうは仕事で出かけるぞ。 「あかりもいく」 ──役所の仕事ぶりとか雰囲気、よく観察するんだよ。おもしろくないとおもうけど。 ▽ ということで、久々の〈まちなか〉へ。往復3時間。 税務署で市税納税の証明書、法務局で謄本取得。そして裁判所で競売物…

体育館で走り回るという集いをやってみたい

「太極拳のとき、体育館でおとうちゃんと思いきり走り回ったけど、あれは楽かったよ。こんどは、子どもたちが集まって、自由に走り回ったりしたいな」──うん、いいね。あんなにきれいな広い体育館は、気持ちがいいよね。走り回るだけでも楽しいね。鬼ごっこ…

楽しいは無敵

キーワードは「楽しいは無敵」。 そこに、はからいがない。マニピュレイト(操作する、巧みに扱う、操る、コントロールする)がない。 楽しいには、勢いがある。躍動がある。 だから、共振が起きる。人が自然が。自分自身が。 子どもはそれを、日々、体験し…

紙漉き体験

紙漉き体験。雁皮(がんぴ)を蒸して皮を剥く。そして、表皮をこそぎ落とす。これを叩いて繊維質にする。それからトロロアオイという糊の効果があるものを混ぜて紙を漉く。田中さんの家で行った二日間のワークショップに参加した。あかりなりに、仕事がたく…

暴力と暴言

# 体育館でおとうちゃんと思いきり走り回った 「きょう太極拳のとき、体育館でおとうちゃんと思いきり走り回ったけど、あれは楽かったよ。こんどは、子どもたちが集まって、自由に走り回ったりしたいな」 ──うん、いいね。走り回るだけでも楽しいね。鬼ごっ…

あかりと「3」について論じあった

# まとめるのは3つがいいんだよ 外風呂に入りながら、あかりには、ものごとをまとめる練習をさせている。 ──どうしていやなのか。3つにまとめよ。 ▽ 「うん。①いきたくないから。②いやだから。③そんな気分じゃないから」 ──それは、まとめにならないね。「ど…

あかりはね、将来は絵本作家とパン屋さんになりたいの。それと学歴なんか関係ない資格をいっぱいとるんだ。

毎日、一緒に外風呂(薪で焚く)に一日3〜4回入っている。でかけるときは、だいたい一緒。図書館に、友人の家に、ときに入管のような役所まで(ベトナムのお坊さんのビザ取得のため)。夜も一緒に寝ている。寝る前に並んでそれぞれの本を読む。昨日は、マ…

「学校に行かない」ことを選んだあかり

# 「学校に行かない」ことを選んだあかり。 一斉授業は時間のムダだから、ということで「学校に行かない」ことを選んだあかり。 それにしても、行くところはなく家にいる。どうしてもゴロゴロするし、親があれこれ面倒みなくちゃいけない。 週一のキックボク…

いま企画を練り上げ中

子どもの第三の居場所。遊びまくって学べる場所。自然の中でキャンプができる。清流で泳げる。存分に焚き火ができる。星空がきれい。家族で遊べる。仲間ができる。外国人も入れる。ちゃんと田んぼや畑もできる。合宿ができる。コンサートもできる。そんな場…