過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

毎日、将棋を指すことになっている

寝る前にあかりと将棋。かなり手強くなってきた。先の先を読むようになってきた。質的にぐっと上達してきた。

「将棋を指すと頭が良くなる」とあかりには言っている。
どうして?というので「それは、脳細胞のシナプスがつながるんだよ」と。
  ▽
脳細胞がたくさんあっても、シナプス同士がつながっていないと、機能しない。脳内には、ニューロンと呼ばれる神経細胞シナプスを介してつながっている。まあ、電子回路のようなネットワーク。それで、将棋を指すと、それがつながっていくことになる。

さらにね。
一つ人の駒の配置は、自分が選択して決断して指したわけで、全て責任があるよね。
先を読むから戦略、戦術を考える力がつく。
集中力、ロジックが身につく。これは、生きる上で役に立つ。
思考力や精神力、負けたことをバネにする力、深く思考する力、待つ力が身につく。
  ▽
「じゃあ、おとうちゃん。朝起きたらやろう。毎日、やってね」

ということで、まあ、毎日、将棋を指すことになっている。
あかりはやる毎に強くなっていく。来年あたり、おとうちゃんはあっさりと負けるかもしれない。