【おばあちゃんの知恵、職人のワザが途絶えてしまった】2025.1.13
①炭の掘りごたつなので、暖かく過ごしている
②七輪をそのまま掘りごたつに入れてみた
③工夫していろいろやってみて発見するというのは楽しい
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掘りごたつ生活。室内温度は、朝は2℃。昼間の温度は5℃。フツーなら寒くてたまらない。
しかし、炭の掘りごたつなので、暖かく過ごしている。
問題なのは、こたつに入ると出られなくなること。だから、部屋の方づけができない。こたつまわりにモノがごゃごちゃ。
それと、どうしても灰が舞う。間質性肺炎の私にはいいとはいえない。パソコンのハードディスクにも悪影響がありそう。
しかしまあ、下半身がこうしてぽかぽか温かいのは至福と言える。
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難しいのは、オガ備長炭に火をつけること。いつもは七輪でダンボールをちぎって燃やし、消炭をいれて火をつける。そうして、オガ備長炭をいれて火吹き棒でふーふーと吹いて火を熾す。
これは、肺の筋肉のトレーニングにもなるし。ヴィパッサナーの気づきの瞑想にもちょうどいい。
いつもは七輪から燃えた炭を取り出して掘りごたつに入れるのだが、途中で消えてしまうことがある。
きょうは、七輪をそのまま掘りごたつに入れてみた。
するといい具合に燃えている。熱すぎるほどだ。
そういうときは、灰をかけて埋み火とする。そうすると、だいたい10時間くらいは暖かさが持続する。
──七輪を掘りごたつに入れるのはいい方法だなあ、明日は、もすこし小さな手焙りでやってみよう。
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こんな小さなことだが、工夫していろいろやってみて発見するというのは楽しい。嬉しい。
こうした知恵は、昔から代々伝えられていることだと思う。けれども、電化時代になって、伝承が消えてしまった。
そういう途絶えてしまった知恵は、たくさんあると思う。発酵食品、民間医療、田んぼ、染め物、織物、漬物、いわゆる〝おばあちゃんの知恵〟。そして、和紙、大工仕事、家具づくり、山仕事など、職人のワザが途絶えてしまった。まことにざんねんなこと。
※七輪も手あぶりも、珪藻土でできている。七輪の名前の由来は「燃料代が一日七厘で済んだ」「空気穴が七つ開いているから」などと言われている。能登半島の珠洲市は主材料である珪藻土(けいそうど)が無限にあると言われる。珪藻土とは太古の昔、淡水・海水の植物プランクトンの死がいが堆積したもの。地下約30メートルから切り出される。