過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

51刷となって、累計15万部を超えた

「死んだらおしまい」なのか「死んでもおしまいじゃないのか」。
だれにもわからない。
死んでみないことにはわからない。
死んで生き返った人には会ったことがない。
臨死体験をしたという人には、数人会ったことがある。
至福体験をした人、限りない広がりに包まれた人、もくもくと黒い雲が沸き起こってきた人、いろいろだ。でも、それは臨死体験であって死ではない。
このお坊さん(大島祥明 浄土宗)は、2,000件の葬儀をおこない、789体目から、次第にわかってきた。
「どうも死んでもでもおしまいじゃないらし。本人らしきものがまだ存在しているらしい」と、体験的に気がついた。
それで、一体一体の体験を克明に記録していった。そのデータが、1,500件になった。
それを本にしてつくらせてもらったのが、13年前。10月4日付で51刷となって、累計15万部を超えた。