過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「過疎の山里にいる普通なのに普通じゃない すごい90代」書店とAmazonで発売中。

「過疎の山里にいる普通じゃないのに普通じゃない すごい90代」(すばる舎)の本は、書店とAmazonで発売中。
POSコードで、どこの書店で、いつ何冊売れたのかがわかるようになっている。
新宿紀伊國屋書店で、まとめて10冊買ってくれた人がいた。
どんな人だろうかと思っていたら、メッセージを頂いてわかった。F友の河崎友子さんだった。
「友人に配る」という。なんともありがたいこと。
新宿紀伊國屋書店というのは、書店界でもひとつの大きなポイントで、ここで売れると全国の書店にも波及効果がある。
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この山里(春野町)にはコンビニがひとつある。ヤマザキ系の「日置屋」である。
本をおいてくださるという。
経営者の奥様の日置弓子さんが、心から応援、宣伝してくれる。
その日に、もう4冊注文があったという。
本に収録されている11人中9人が春野町だ。「あ、○○さんだ。あ○○さんだ。すごい!99歳のせきちゃんもいる」と、話題になるかも。
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天竜区役所の区長、春野協働センター長、浜松いわた信用金庫春野支店にも届けてきた。
石猫作家の渥美さんにも、本をもっていったところ、目の前ですぐに読んでくれて、あとがきの健康のポイントのところに感心してくれた。
ま、こうしてじわじわと。
以下、あとがきから。
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取材で感じた「健康長寿の秘訣」をあげてみる。
1.日々するべき仕事がある。現役である。
2.特別な運動はしなくても、暮らしそのもの、家事の中に動きがある。
3.ぜいたくなものは食べない。菜食を中心とした粗食。
4.人とのやりとり、おしゃべり。おしゃべりできる相手がいる。
5.ささいなことを苦にしない。
6.いまある暮らしで満足している。欲が少ない。高望みしない。
7.人に喜んでもらうことが喜び。人の役に立とうとする。人をもてなす。
なかでも、1の「日々するべき仕事がある」と2の「暮らしそのものに動きがある」ことが大きなポイントではないかと思う。
どんな形であれ、日々、体を使って動かす。
年をとってからの生活で寂しいのは、
「きょういくがない」(今日、行くところがない)
「きょうようがない」(今日、用事がない)
ことだと言う。
「今日、することがある」こと。そして、それを自ら生み出すこと。
それこそが「人生100年時代」の鍵なのだろう。