過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ZOOM楽座 ヘルパー(訪問介護)のドタバタ日記 5月4日 18時〜20時

ZOOM楽座
ヘルパー(訪問介護)のドタバタ日記
5月4日 18時〜20時
講師:たまりさん

本人曰く。ヘルパーや介護っていうと、障がい者認知症などの高齢者の介護、身の回りの世話をすることが仕事となる。イメージとしては、仕事がハード。稼ぎは良くない。召使みたいに、こきつかわれる。下に見られる。じじばば相手でエネルギーとられる。

しかも、娘を抱えてのシングルマザー。もとは、原宿でデザイナー。エッジという雑誌の取材やデザインしてた。それが、離婚してシングルになった。田舎に移住。子どもがいて50で働くって何ができるか。
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子育てあるし、生涯、長くできる仕事をしたかった。その日暮らしの不安定さがいやだった。いまさら事務職できない。ウェブデザインも無理、デザイナーも感性がついていけない。かたい仕事がいい。田舎だから仕事がない。それでさがしたのが、職安のコースで介護。それから、ヘルパーとなって10年余。

介護保険の仕事なので、いろいろ報告と管理がすごい。上司の評価があるし、会社はヒエラルキー組織でかちんかちん。ほんらい人間相手のあたたかいエネルギーを出さなくちゃいけないのに、それがなかなかできない。

同期はもうみんな人事管理。自分はアーティストの性格だから、会社から評価されない。なので、ずっと第一線。つねに現場だ。そこも苦しい。

そんなことの日々。なんだけれど、子どもはやっと巣立って、東京で仕事するようになった。やっと子育ておわった。シングルでたいへんだった。自分で自分を褒めたいよ。
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こうした苦労話も楽しそうに語る。そして、なによりヘルパーに行く現場のじいさんばあさんとのやりとりがおもしろい。元医者のセクハラ爺がいたり、勲章もらったような人でも、家がボロボロのお化け屋敷だったり。とにかく人間観察の舞台にいる。そこ、スポットライトの当て方で実におもしろい。

すごくいい体験していると思う。60を過ぎてやっと自己肯定感が出てきた。

そんな話を聞いていて、「うん、おもしろい。ひとつ本にできそうだ」と感じた。
というわけで、ZOOMで体験を語ってもらいながら、参加者の皆さんとやり取りしても話を盛り上げていきたい。なにしろ人間との出会いとドラマがおもしろい。ひとりひとりみんな違うし、それぞれ切実、リアル。ぼくはそれで本作りに方向に向かうつもり。
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ということで、いろいろ体験を語ってもらう。赤裸々に。
興味ある人に参加してね。途中入退室、顔出しするしないご自由。
参加費無料。おもしろかったらシリーズで続けてゆく。

次にアクセスしてね。
5月4日 18時〜20時
https://us06web.zoom.us/j/4568526263