過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

編集の仕事

売れるかどうかは、本の中身よりも切り口、タイトルとかデザイ、タイミング、時代の流れ次第なんだなあ。

書店では、新しい売れ筋の本を眺めている。本の切り口、タイトル、帯の言葉、目次、まえがきとあとがき、著書のプロフィール。そして、ブックデザイン(カバーデザイン、活字の大きさと行間、小見出しのとり方の工夫)など。それを観察するのが、なかなか楽…

伝説の禅師。村上光照師の後編、書きました。

伝説の禅師。村上光照師の後編、書きました。https://online.samgha-shinsha.jp/contents/9e4532391ad4 ヨーロッパでの様子 シュプナル法純さんの機構 https://online.samgha-shinsha.jp/contents/a8b264aadcf6 Enter 栄作 https://online.samgha-shinsha.jp…

伝説の禅僧「村上光照老師」の原稿

伝説の禅僧「村上光照老師」の原稿を書かせてもらった。こちらに前編が掲載。サンガ新社より。「寺なし興道」と呼ばれた澤木興道老師に出会って出家された。師とおなじように一処不住、リュックひとつで全国を行脚した禅僧であった。https://online.samgha-s…

あかりは、パン作り教室

あかりは、パン作り教室。 社会福祉センターの調理室。小学生が16名。その間、おとうちゃんは向かいの図書館で過ごす。 手塚治虫の漫画の奥に隠れるようにして『はだしのゲン』(中沢啓治著)10巻がおいてあった。 ざっくりと5巻まで読んだ。戦争と戦後の悲…

工夫は続くよ。秋には出版の予定なんだけど。

本は売れない。書店も潰れていく。なので出版社は慎重だ。全国書店に出荷できたとしても、すぐに返品となって戻ってくる。倉庫保管料もたいへんな費用。廃刊にしても断裁して処理するのもカネがかかる。月刊誌も週刊誌も休刊(廃刊)が続く。ということで、…

いま本は、3冊、制作中。いつも綱渡り。先のことは見えない。

仕事は執筆と編集。企画から原稿、印刷製本、そして流通までやる。といっても、そもそも編集の基礎があって始めた仕事じゃあない。会社(カセットテープとビデオテープを製造する最大手)を辞めたのが36歳。それから、一年のインドの旅を続けて道迷う。たま…

恐山の住職の南直哉さんと、森のイスキアの佐藤初女さんの本作りに青森に

ライターの森竹さんが、初期仏教を発刊し続けたサンガの島影社長の墓参りに行ってきたと言うので、いろいろ思い出した。 これは15年前の8月6日に、島影さんと一緒にでかけた青森の旅のこと。 恐山の住職の南直哉(みなみじきさい)さんと、森のイスキア…

いちりん楽座のご案内 8月12日(土)13〜15時 1 テーマ「創価学会の原風景を語る」 〜折伏大行進から宗門の分裂、あなたの知らない創価学会の真相〜

いちりん楽座のご案内日時:8月12日(土)13〜15時12時半から開場、打ち合わせと雑談テーマ「創価学会の原風景を語る」〜折伏大行進から宗門の分裂、あなたの知らない創価学会の真相〜〈参加の仕方〉どなたでも参加可能。無料。顔出しもご自由。聞くだけでも…

半生記。反省記。やはり好きなことをしないとチカラが出ない。

サラリーマン時代。この会社がダメなら別の会社、そして別の会社に移ればいいと変わってきた。 大企業にいると、営業から管理部門など、いろいろやらされる。大阪でピアノを売った、山陰でボイラーや風呂桶を売った、東京でカセットテープを売った。日本橋で…

ZOOMをやめてGoogleMeetに切り替えた

3年前は、よく「ZOOM楽座」を開催してた。ほとんど毎週、そして深夜に渡って。ドイツやカナダ、フランスやインドからも参加してくれる人がいた。 今年からは、ZOOMをやめてGoogleMeetに切り替えた。GoogleMeetは以下が便利である。 ①ZOOMは、アプリのダウン…

いまはスマナサーラ長老の「道元禅師」の本作り。説法をもとに原稿にしているところ。

この暑いのにせっせと仕事。いまはスマナサーラ長老の「道元禅師」の本作り。説法をもとに原稿にしているところ。まあ、こんな感じ。 ▽禅はインドから中国に渡った、達磨大師(ボディダルマ)から伝わったとされます。しかし、誰が誰から学んだとかは、人間…

タルムードのレイアウト

インドで列車の旅をしていると、イスラム教徒が朝、『コーラン』をみんなで読んでいる姿に接したことがある。また、ユダヤ教徒は、「タルムード」を読む。また、「トーラー」(ユダヤ教の聖書(タナハ)における最初の「モーセ五書」)は暗誦しているという…

いちりん楽坐 7月15日(土)「絶望からの蘇生」

いちりん楽坐7月15日(土)13時〜15時 テーマ「絶望からの蘇生」ゲスト:瑞雲信人(ずいうんしんじん) 参加無料。予約不要。どなたでも参加ご自由。途中入退室、ご自由。匿名でも可。顔出しもご自由。 GoogleMeetで行います。会議ごとにURLがかわることがあ…

取材したものをテキストにする方法

取材したものをテキストにする方法。 もっとも確実で早いのは、1.7倍速で聞きながら、頭の中で編集しながらGoogleDocumentで自分の声で音声変換する。 しnottaというアプリが便利そうなのりで、これを購入。テキスト変換したみた。 こないだはスリランカのス…

これからのいちりん楽座の予定

これからのいちりん楽座の予定GoogleMeetで座談会。 時間帯は、だいたい13時から15時。7/22の正木さん以外、日程はまだ決まっていない。決まり次第、Facebookにアップする。 ▽7月「宗教2世のサバイバル」7月22日(土)正木伸城(元創価学会本部職員)「父…

日本仏教で最も難解な道元の『正法眼蔵』、その中でもエッセンスである「現成公案」をテーラワーダ仏教から読み解くというテーマ

スマナサーラ長老のお話は深淵で情熱的なものだった。2日間、7時間に及んだ。6月15日と16日。東京に出かけた。なかなか辛口ではあるが慈悲が伝わる。活字で読むのとリアルで接したのでは伝わり方が違う。 まあなにしろ、日本仏教で最も難解な道元の『正法眼…

数秒聞いては、手入力。その繰り返し。あと1時間分もある

ああ暑い、暑い。水のシャワーを頭にかぶって冷やしながらの仕事。アタマはCPUみたいなもので、熱くなると、効率がものすごく落ちる。アタマだけ冷やせば、なんとか長持ちするみたい。スマナサーラ長老の語る道元禅師の文字起こし。全7時間。残るはあと1時間…

スマナサーラ長老の「道元 現成公案を読み解く」は、一日目3時間半のテープ起こし完了

スマナサーラ長老の「道元 現成公案を読み解く」は、一日目3時間半のテープ起こし完了。 nottaというアプリをつかった。音声データをnottaに読み込ませるとテキスト化される。3時間でも数分でテキスト変換というのはすごい。 ただ、外国人のしゃべる日本語…

東京もなかなか味わい深い

上京しての本作りの取材。スマサーラ長老による「テーラワーダ仏教から道元の現成公案を読み解く」というテーマだった。ありがたいことに、友人の家に2日間泊めていただいた。なんとも昭和の風情のある家。茶室もあった。かつて若冲の掛け軸もあったとか。…

これからは、動画配信の時代。ひとりひとりが発信基地になっていく時代

ひさしぶりの東京。都心部にクルマでいくのは10年ぶりか。新宿駅あたり、あたりまえだけど、人がものすごく多い。東京都は春野町の人口の4千倍。人の密度でいったら10万倍くらいかも。 暗くて雨のなか、クルマでの移動はとっても神経使った。横断歩道が暗く…

スマナサーラ長老との初対面

長老との初対面。スマナサーラ長老の取材の仕事には、あかりも同行した。 「池谷さんのFacebookをみたら、いつもこの子の写真がでてくるんです。いつも会っているような感じになってしまうんです」と長老。 あかりは、あの哲学的で深遠な説法のかたわら、静…

あの難解至極の、道元禅師の『正法眼蔵』が、「おお!そういうことだったのか」と、感銘することしきり。

あの難解至極の、道元禅師の『正法眼蔵』が、「おお!そういうことだったのか」と、感銘することしきり。 スマナーラ長老「道元禅師を語る」。こんな感じで質疑応答しながら、説法をいただいた。たいへんに充実していた。 2日間のインビュー取材。2日間で…

「女子SPA!」がとりあげてくれたので、ご案内

「女子SPA!」がとりあげてくれたので、ご案内。『すごい90代』。売れ行きは伸びているとは思うないけれど。それでもamazonの順位は上がっているそうな。https://joshi-spa.jp/1234807?cx_clicks_art_mdl=2_titlehttps://news.yahoo.co.jp/articles/6405495a…

FacebookとZOOMの活用

書くことが、いちばん学びになる。そして発信になる。 書いていると、「足りないなあ」「説得力がないなあ」「あやふやだなあ」「論理展開がまだるこしいなあ」ところが見えてる。そんなところを練っていると、自分の頭の中が整理されてくる。頭の整理が作文…

一般読者を相手にするんじゃなくて、本を出したい人がお客さんはというビジネスだ。そこにマーケットはあるにはある。

みなさん本を読まなくなった。だから出版社はどんどん潰れるわ、週刊誌や月刊誌は休刊、書店は閉鎖になる。出版に身をおく者としては、先行き、まことにきびしすぎる。 興味と関心、問題意識があれば、家に居ながらどんどんと極められる。ちょっとした疑問。…

インドと日本の交流のイベント・出版の企画書

今朝考えた。インドと日本の交流のイベント・出版の企画書。「東アジア文化都市2023」。採択されれば、動き出す。採択されなくても、ZOOMで開催。 ▽〈概要〉日本在住のインド人女性による、インド文化(哲学、死生観、宗教、暮らし方)を講演する(2回)。ZO…

「ZOOM楽座」がいまのマイブーム。なにしろ週に3本くらいやっている。

「ZOOM楽座」がいまのマイブーム。なにしろ週に3本くらいやっている。この3年間は、介護施設を経営していたのでまったく動けなかった。昨年末に、施設は廃業したので、時間は生まれた。そして、「昔とった杵柄」で餅をつくことにした。 ▽編集と執筆、出版の…

ZOOM楽座 5月23日(火)13時〜16時 「精神世界・スピリチュアリティの歴史」

ZOOM楽座5月23日(火)13時〜16時「精神世界・スピリチュアリティの歴史」 参加したい人は下記クリックhttps://us06web.zoom.us/j/4568526263 参加ご自由。無料。顔出し・匿名 ご自由。途中入退室 オッケー。 自分の体験と合わせて、精神世界史の年表を作っ…

「ラノベ」の世界 知らないことすら知らなかった

作曲家の友人と話していて、へぇぇぇぇと驚いたこと。彼は、10代の若者たちを対象にサイコドラマや音楽を通してのワークショップも行っている。で、若者たちが使う言葉がすごいという。たとえば、 統(す)べる。屠(ほふ)る。 こんな言葉は、普通の人は使…

「ねえ、おとうちゃん。どうしていつも文章を書いているの?」

「ねえ、おとうちゃん。どうしていつも文章を書いているの?」──それはね。文章を書くのがおとうちゃん仕事なんだね。それを本にして本が売れれば、お金になる。だから書く。それとね、文章を書くと頭が整理されるんだね。それって、おとうちゃんは大好きな…