過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ほくえん歴史民俗研究会を立ち上げ

郷土史家の木下恒雄さんの家を訪れては、北遠の歴史、民俗についていろいろと教えてもらっています。たいへんな博識で、歴史資料もよく読みこなし、さらには実際にいろいろな方に出会って話を聞いて資料を集めておられます。そのきちんと整理された書斎も、感銘しました。

こんなすばらしい先生がおられるのに、私が話を聞くだけではもったいないと思い、先生を引っ張り出させてもらうことにしました。▲それで、「ほくえん歴史民俗研究会」として、勉強会を立ち上げてみようと思っています。ちょっと、名称が固くて重たいとは思いますけど。

趣旨を説明したら、さいわい春野図書館の会議室をただで貸してもらえることにしました。30人くらいの椅子席があります。▲ということで、毎月の第三水曜日の13時〜15時を勉強会と考えています。第一回は、10月17日ですね。

木下さんによる一方的な講義ではなくて、いろいろなテーマを元に、自由に語りあうという集いです。▲第一回のテーマは「秋葉信仰と秋葉街道」。あるいは、「報徳思想金原明善」あたりがいいかなあと思っています。二宮尊徳の教えを報徳思想といいますが、その教えが遠州にかなり広まっているようですね。金原明善豊田佐吉も大きな影響を受けています。

ということで、前座で、池谷がネットで調べたものをスライドで説明させてもらいながら、あとは自由に皆さんで語っていただこうと思います。▲これからチラシを作ります。