過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「暖房より暖身」に心がけている

いま朝の9時だが、室温は5℃ 暖房器具は使っていない。 石油ストーブは、空気が汚れる。暖気は上に行き、下半身は寒い。どうしても頭がぼーっとなる

まあ、理想的には薪ストーブがいい。しかし、なかなかそこまで工事する手が回らない。薪も集めるエネルギーがない。「来年には何とかしたい」と言いながら、もう8年もたった。

頭寒足熱」であれば、なんとかなる。しかし、こたつはだめだ。眠くなる。ということで、「暖房より暖身」に心がけている。
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長年、使っているのはシュラフと湯たんぽだ。ときには足湯器。

強力なナンガ製のシュラフを二枚重ねる。中に湯たんぽを入れる。シュラフに下半身まで入って、机に向かう。そうすると、ほぼ一日中、湯たんぽは暖かい

さらに椅子の背もたれの間に、もうひとつ湯たんぽを入れる。こうすると腰と背中が暖まる。お腹に抱いてもいい。指がかじかむと、背中の湯たんぽに手を当てて温める。首にはエリマキ。

この方式で、今まで十数年やっている。 仕事をするには、一番よさそうだ。
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寝る時はまっ裸で寝る。 不思議なことに下着をつけるよりも、はるかに暖かい

そして、朝起きた時、鼻と腹で激しい呼吸をする。それを見てあかりは「おもしろーい」といって喜ぶ。「もいちど、もういちど」と何度もやらされる。これで体にエネルギーを充実して、風呂場に直行。頭から冷水シャワーを浴びる

まさに「年寄りの冷や水」なんだけどね。これは、心身が爽快になる。頭がすっきりする。その後、乾布摩擦を思いっきりやる。確実に体は温まる。これは身体的実感だ。