過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2018-01-01から1年間の記事一覧

湯たんぽの季節に

さすがに今朝は寒い。仕事していると、手がかじかむ。足には、シュラフ2枚重ねの中に、湯たんぽ入れた。そこに下半身をもぐらせて、パソコンに向かう。しかし、手がかじかむのでキーボードが打てず。そこで、もひとつ湯たんぽをつくって、お腹に抱く。そして…

悟り体験のようなものがあったという方に、これまで何人かお会いした

悟り体験のようなものがあったという方に、これまで何人かお会いした。Eさん、当時30代。著述業。もとはデザイナー。悟りの内容は、くわしくは聞けなかったが、印象的だったのは「それは突然起こった」ということ。準備も修行もしていなかったこと。悟り体験…

臨死体験と宗教的な回心、突然起こる悟り体験

臨死体験と宗教的な回心、突然起こる悟り体験のようなものを探求したい。個人的な体験を集めている。人に聞くより自分で体験することが一番いいんだけれども、そこが至難すぎる。https://www.youtube.com/watch?v=fOoQ1dNnTVg

インド神秘大学の開催と山里のパワースポットめぐりの企画

来年の企画を練っているところ。1)浜松にいながら悠久と魅惑のインドを知る・学ぶ・体験する(年間講座:いわばインド神秘大学の開催)2)山里のパワースポットめぐり(マップ作成と配布、現地訪問、座学)ま、余計なことをしないで、身の丈にあったことを…

山里暮らしの便利さと不便さ

山里の特徴は、なにしろ人が少ないことである。わが町春野は、4,400人。50年代の3分の1。10年で22%の減少率。そして加速している。当然、高齢者比率が高い。仕事が無いので、若者はほとんどいない。活気はない。希望溢れる話は聞かない。もう春野はおしまい…

(1)牧師や司祭とやりとりをするようになり、いろいろ学びがあった。

(1)これまで、ぼくはキリスト教の現状については、詳しくなかった。今回、「神社・寺・教会カフェ」の企画で、牧師や司祭とやりとりをするようになり、いろいろ学びがあった。新しい企画は、手間がかかってたいへんだが、そこに出会いと気づき、ネットワー…

(2)どんな人が牧師になるのか。牧師を道を歩んだ方に、いろいろ聞いてみた。

(2)(続き)どんな人が牧師になるのか。牧師を道を歩んだ方に、いろいろ聞いてみた。牧師の家に生まれたので跡を継いだという人は、ほとんどいなかった。 - この点、日本のお寺などは、ほとんどが世襲である。お寺に生まれたので、後継ぎとして僧侶になっ…

(3)牧師・司祭と外国人から見た日本人の宗教意識について語り合った。

(3)(続き)牧師・司祭と外国人から見た日本人の宗教意識について語り合った。まず日本人の信仰観の特殊性。新年の初詣、七五三のお参り、などをみていると、みんな神道の信徒かと思われる。お盆や葬式をみると、みんな仏教徒かと思う。クリスマスをみんな…

第4回「神社・寺・教会カフェ」のパンフを制作中

第4回「神社・寺・教会カフェ」のパンフを制作中。こんな感じで、文字ばかりぎっしりだ。ちゃんと訪ねて打ち合わせすべきだが、山里にいるので、すんなり出かけられず。ほとんど電話とメールでやりとりだ。まだ、お会いしたことのない神社や教会もある。牧師…

絵をかきながら、次々と物語を作っていく

絵をかいてあげると、あかりがなにか言ってきたり、こたえたり、色を塗ったりする。そこから次々と物語が起きていく。こうしていま実験工夫中。絵本だけ、ぬいぐるみあそび、お絵かきだけだと飽きてしまう。絵をかきながら、次々と物語を作っていくやり方を…

黒メダカ(野生のメダカ)を60匹、小さなエビ20匹くらい

近所のおじさんが、「あかりちゃんに」と持ってきてくれた。黒メダカ(野生のメダカ)を60匹、小さなエビ20匹くらいいる。店で売られているのは、オレンジ色の緋メダカだ。黒メダカはめずらしい。ぼくの子どもの頃は、こうした黒いメダカばかりだった。田ん…

過疎化のひとつの風景なのだが

あかりを保育園へ連れて行った帰りに、郵便局の前を通る。すると、Mさんがハガキの投函に来ていた。元気ですかと声をかける。これは久しぶり、局の前のベンチに座ってしばし雑談する。近所の人が通りかかる。自然と立ち話が始まる。なるほど、郵便局というの…

12月1日(土)「田舎暮らし雑談会」と「哲学 仏教 生き方講座」の開催 ご案内

明日のイベント案内「田舎暮らし雑談会」と「哲学 仏教 生き方講座」の開催日時︰12月1日(土)13時〜15時 田舎暮らし雑談会(松尾俊一 講師) (1時間休憩) 16時〜18時 哲学 仏教 生き方講座(長野貴晃 講師)途中参加、入退出ご自由会場︰県居(あがたい…

音声入力変換をはじめて3か月。文章作りは、革命的に変化した。

音声入力変換をはじめて3か月。文章作りは、革命的に変化した。ポケットにiPhoneを入れて、つぶやいていけばいい。「いつでもどこでも書ける」。運転中にでも、音声入力できる。ワンコの散歩をしながらでも、できる。寝ながらできる。 - 問題意識と明確なメ…

インド哲学の「バガヴァットギータ」、そして「人工減少社会の未来学」の読み聞かせ

こちらは、あかりが本棚から持ってきたインド哲学の「バガヴァットギータ」、そして「人工減少社会の未来学」の読み聞かせ。https://www.youtube.com/watch?v=jL7Npqxq4QA&feature=youtu.be

「神社・寺・教会カフェ」来年で4年目だ。

「神社・寺・教会カフェ」来年で4年目だ。3月に開催する。いま推進していて、キリスト教会と仏教と神道の関わりの関心の温度差を感じる。 - お寺は、「まぁ池谷が言うのだから付き合ってもいいか」というところだし(しかし、それはありがたいこと)。檀家が…

あかりと『法華経』の読みきかせ

あかりが本棚から『法華経』を持ってきて、「読んでー」というので、読み聞かせしてみた。あかりが、本をめくる。出てきた章を説明する。意味がわかるはずはないけれど。あかり3歳3ヶ月の秋の一日。https://www.youtube.com/watch?v=n9YEzUytMCE&feature=yo…

酒を断って4年

コラムニストの勝谷誠彦が亡くなった。57歳と若い。アルコール依存症による劇症肝炎で死因のようである。酒に依存する気持ちはよくわかる。憂さ晴らし、つらいとき、たのしいとき、暇な時、とにかく酒を飲んでいると、いい気分。忘れられる。適当な酒であれ…

血圧低すぎ

上が84下が40。血圧だ。今日、診療所は測ってもらうと低すぎ。脈拍は66。「よくこれで、ふらふらしないね」と医者に言われた。まあ、けっして元気というわけではないが、なんとか生きてはいる。エンジンの馬力が低すぎ。エンスト起こすかもしれないが、また…

その場がすなわち神殿である。道場である

なにかを信じて、南無妙法蓮華経と唱えているわけではない。本尊とかマンダラとか仏さまを信仰していて、ご利益をいただこうというのではない。いや、神仏の加護というのか、霊的なはらきのようなものに対する期待は、すこしはあるかもしれないけど。 - 基軸…

浄土あるいは涅槃とは

浄土というのは、さえぎることのない無限のいのちと光のひろがりの世界といわれるが、そこにはなにも問題はないのだろうか。あるいは、ブッダの目指したニルヴァーナ(涅槃)は、寂静の世界。至福に包まれた静寂な広がりなのであろうか。それらは、しかし本…

問題があってこそ、自由がある。制限があってこそ、自由があると考えることにした

お金も時間も体力もあって、自由であることに憧れる。旅にも出たい、コンサートにも行きたい、創作活動にも打ち込みたい。のんびりしたい。現実は、お金も時間も体力もない。不便な山里暮らし。子育てもたいへん。かろうじて気力はまだあるが。課題は山積、…

「三界唯一心」(華厳経) 

南無妙法蓮華経と唱えることによって、心身の安定が得られている。ひとたび座ると、ざっと40分は唱え続けられる。お金はかからない。元気になる。気分転換になる。いまは、その探求中である。正座のスペースがあればいい。半畳もいらない。なにかを拝むとい…

「神社・寺・教会カフェ」のパンフの制作に入る

今回は、教会も参加して「神社・寺・教会カフェ」となる。来年の2〜3月の開催だ。やっとパンフの制作に着手した。40近い神社と寺と教会になる。それぞれの日程と企画内容、紹介の概要をきめなくちゃいけない。そのあたり、混乱するところだ。先日は、プロテ…

南無妙法蓮華経を原語のサンスクリット語(インドの古代語)で歌ってみた

南無妙法蓮華経を原語のサンスクリット語(インドの古代語)で歌ってみた。白い蓮の花(のような教え)に南無(帰依、生き方の基軸します)というような意味になる。蓮の花は、泥があってこそ咲く。現実の苦労や汚れなどが、さしずめ泥た。それがあってこそ…

高校生と話したこと

山里はほとんど年寄りばかり。立ち話しても、盛り上がる話題はない。病気の話、誰それが死んだ、もう春野は未来がないよ、10年後にはみんないない、ということばかり。 - ところが、先日は、高校生と話をする機会があった。あかりを連れて養護学校に行った時…

雑木の道を歩く

雑木の道を歩く。といっても事務所から徒歩3分だ。広葉樹は、みんな葉を落としてしまった。桜の樹もイチョウも葉っぱほとんどない。まだ残っているは、モミジくらいか。モミジは陽に照らされて、赤く輝いている。そして常緑広葉樹。どんぐりの実があちこち…

ナーム・サダルマ・プンダリカと唱えてみた

南無妙法蓮華経は、サンスクリットの原語では、ナマー・サッダルマ・プンカダリーカ・スートラとなるが、それだと唱えにくいので、ナーム・サダルマ・プンダリカと唱えてみた。伴奏は、手風琴のシュルティボックス。インドで求めたものです。タンプーラのほ…

唱えること、すなわち、そこに祈りがあり、願いがあり、すべてが入ってくる

この数か月は、いつになく体力と気力が衰えてきた。風邪も一ヶ月半くらいつづいていた。基底部に、無力感とだめだーという感じがあって、どうにもエネルギーが出てこない。そこで、心身の蘇りをかけて、南無妙法蓮華経と唱えることにした。毎日、1時間くら…

唱えていたら、あかりがやってきて

唱えていたら、あかりがやってきて、たどたどしく一緒に唱えだす。おわりに大きな鐘(チベット製)をゴーンと響かせると、びっくりしたようで、 うるさーいと言って逃げ出してしまった。https://www.youtube.com/watch?v=5klr4rjNM7U&feature=youtu.be