過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

編集の仕事

あかりを連れて校長に会いに行ってきた

あかりを連れて校長に会いに行ってきた。学校に行くのは、もうやめてしまったあかりだが、学校と気持ちは離れないように、と。とても気さくな校長で、地域の情報にも詳しい。 「過疎の山里にいる普通なのに普通じゃないすごい90代」の本もお持ちした。この小…

板橋興宗禅師との出会い

山奥で支え合って暮らしている横田夫妻のことを書いたが、その続き。遺品の中から板橋興宗禅師の書をみつけた。そして、私にくださるという。-------------------板橋禅師とお会いしたのは、10年余も前になる。禅師の語りを本にするために、出版社の社長と福…

95歳と94歳のお二人で、支え合って暮らしておられた

95歳と94歳のお二人で、支え合って暮らしておられた。しかも、たいへんな山奥、家の前は急峻な坂道。そんな夫婦を取材させてもらった。長男の奥様はインドの方で友人だ(3枚目の写真)。いつもインド哲学と仏教の話をしていた。そのご縁だった。病院などにほ…

先行販売で、レジ前で大展開してくれている

「未来屋書店 浜松市野店」さん。先行販売で、レジ前で大展開してくれている。すばる舎の営業、すごいなぁ。書店の担当の方も気に入って、力を入れてくれている。びっくり。ありがたい。来週、お訪ねしなくちゃ。

うれしいのおーー。本にしてくれてありがとう。読んでいて、たのしゅうてならん

「うれしいのおーー。本にしてくれてありがとう。読んでいて、たのしゅうてならん。自分のところを、はじめに読んで楽しくなってなぁ。ほかの人のところも読んでいくと、みんな友だちみたいに思えてきた。うれしゅうてならん、ありがとう。さっそく池谷さん…

51刷となって、累計15万部を超えた

「死んだらおしまい」なのか「死んでもおしまいじゃないのか」。だれにもわからない。死んでみないことにはわからない。死んで生き返った人には会ったことがない。臨死体験をしたという人には、数人会ったことがある。至福体験をした人、限りない広がりに包…

いつ死んじゃうか、わからないので早く作ってね。姉はもう94歳だし、まず姉に見せたいから

「いつ死んじゃうか、わからないので早く作ってね。姉はもう94歳だし、まず姉に見せたいから」竹山美江(たけやまよしえ)さんの「もめん大好き」(第2集)をつくりだした。布絵の作品集である。第1集は4年前に作らせてもらった。天浜線の駅や車窓の風景…

「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃないすごい90代」すばる舎からの出版がすすんでいる

「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃないすごい90代」すばる舎からの出版がすすんでいる。92〜99歳の方9人、医療と買い物支援70代の方2人、計11名の方を取材した本だ。ほとんどがこの春野町の私の親しい人たちだ。 10月に発刊。初版は7,000部という。10…

過疎の山里にいる普通なのに普通じゃないすごい90代  今月出版

今朝、色校正が届いた。「過疎の山里にいる普通なのに普通じゃないすごい90代」(すばる舎)90代の方が9名、医者と買い物便利屋さんを含めて11名の取材だった。ほとんどが春野町の方である。みなさんとってもユニーク。最高齢は99歳。来週から、印刷製本。月…

やはり敗戦、無条件降伏、アメリカの占領軍の支配下の歴史から。

なぜ日本が今のようになってしまったのか。その原因はどこにあるのか。どうしたらよいのか。それはやはり、歴史を紐解くしかない。江戸時代や明治維新から調べるのもよいが、直近には、やはり敗戦、無条件降伏、アメリカの占領軍の支配下の歴史から。その歴…

「山里にいる 普通なのに普通じゃないすごい90代」すばる舎刊行

「山里にいる 普通なのに普通じゃないすごい90代」すばる舎刊行9月に出すということで、いま大詰め。原稿の最終確認。「まえがき」と「あとがき」つくった。こんなんでいいのかなあ……。たたき台なので、コメントもらえたら「あっそうか」と修正できるので、…

笹目仙人と出口王仁三郎

笹目仙人(笹目秀和ささめしゅうわ:1902-1997)を訪ねたことがある。笹目仙人と呼ばれていた。いまから30年前のことである。仙人は、多摩の大岳(おおたけ)というところに、道院(どういん)をもっておられた。戦前、「大本」(おおもと)という神道系新興…

「過疎の山里にいる 普通なのに普通じゃない すごい90代」

なんとか9月刊行に向けて。「過疎の山里にいる 普通なのに普通じゃない すごい90代」(すばる舎)カバーデザインは、ほぼこれできまり。ぼくのほうの原稿執筆は、コロナ感染もあって停滞していたけれど、すばる舎の編集の水沼さんが、がんばってくれている。…

自分の人生で長きに渡ってある洗脳は「偏差値教育」

統一教会の問題で「洗脳」が語られる。いろいろな宗教団体と縁があるので、その人の洗脳を解くなんて至難の業だというのは、体験的実感だ。 で、なにより日本人はたえず洗脳されているといえる。それは、テレビ真理教。ワクチンとマスク真理教。この洗脳はほ…

出版社とZOOMでの打ち合わせ中

ZOOMでの打ち合わせ中。あかりは、眼の前でこんな格好をしてちょろちょろと動き回っているのだった。 いま「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃない90代」という本を執筆中。すばる舎から刊行予定。東京の出版社(すばる舎)と打ち合わせ中。 なにしろ取…

「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃない90代」

「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃない90代」。すばる舎から9月に発刊予定。91歳〜99歳の元気に暮らしている春野町を中心にしたお年寄りの生き方を紹介している。ぼくが普段、出会っていいるお年寄りを取材したもの。まだ執筆は完了していなくて、ま…

夏休みうんこドリルを3日でやってしまった

あかりは、「うんこ夏休みドリル」を3日でやってしまった。この勢いで、もしかして二年生と三年生の問題集もいけるといいな。 「うんこドリル」最強だ。なにしろおとうちゃんが楽しめる。算数の文章問題は読んでいて、おもわず笑ってしまう。 累計で870万部…

法華経の教えは、ウンコである

あかりに「うんこドリル」をやらせたら、もうこの2日で夏休みの問題集を一気に仕上げてしまいそうな勢い。この調子で小1、小2、小3とすすんでしまうとおもしろくなる。 うんこ教材は、それほど食いつきがいい。いまやらせているのは、算数と国語だが。--…

うんこドリル

妻の入院の付添の帰りに書店に寄る。山里暮らしなので、近くに書店はない。サンストリートというショッピングモールにある「谷島屋」という書店に月に一度立ち寄りるくらいだ。妻は入院でいない。あかりは寂しいし、暇を持て余し、一緒に遊ばなくちゃいけな…

草花をすき込んだ和紙

竹山美江さんの布絵の本作り(第二集)のために野草などの布絵の撮影に行く。帰りに、阿多古和紙の大城忠治さんを訪ねる。大城さんはあいにく不在で、お会いできなかった。工房には、草花をすき込んだ和紙が乾燥中で、板に貼られていた。あとで電話をいただ…

柳生博さんが亡くなった

柳生博さんが亡くなった。よく清里の帰りに「八ヶ岳倶楽部」に寄った。いまでは清里はすっかり寂れて、八ヶ岳倶楽部のある北杜市大泉町が充実しているように思う。 初めてレストランに行くと、「あれ?柳生さんがいる」と驚いたものだった。訪ねるたびにいつ…

ひろさちやさんが亡くなった

宗教評論家のひろさちやさんが亡くなった。親しくさせていただいて、10冊以上の本も担当した。 「いつも家族で食事をする」を大切にされていた。それをつねに実践しておられた。気象大学で哲学や論理学を教えていたときも、家が近くで昼ごはんも家族で一緒に…

ついに50刷。 販売累計は14万8千部となった

ついに50刷。販売累計は14万8千部となった。初版は8千部だったが、少しずつ地道にコツコツと売れていった。13年も前に作らせてもらった本だ。--------------------著者の大島祥明住職は、数千件にわたる葬儀体験のなかで、自らが実感した死後の「本人」のデ…

村の鍛冶屋  片桐保雄さん(90歳)

「フツーだけどフツーじゃない山里の90代」(すばる舎 刊行予定)。いま執筆中。投稿しながら書き加えていく段階。-----------------------村の鍛冶屋 片桐保雄さん(90歳)----------------◉村の鍛冶屋さん「この手で75年も鉄をぶっ叩いてきたんだ」。がっ…

笑顔は翁そのもの 和紙づくり70年 大城忠治さん(93歳)

いろいろ仕事がありすぎて、停滞していた原稿執筆。「フツーだけどフツーじゃない山里の90代」(すばる舎 刊行予定)。すこしずつ、また手を入れている。なにしろみなさん高齢なので、はやく本を出さないと亡くなってしまう心配がある。現におひとりは亡くな…

「毘沙門信仰のすすめ」体験談から

2月に「毘沙門信仰のすすめ」をつくらせていただいた。信貴山大本山千手院が発刊、国書刊行会発売。信仰のおかげ体験が主軸になっている。といっても、なにかいただいた、病気が治ったという話もあるが、99%がお礼参りという次のような方の体験もある。 名…

古代インド語のサンスクリットと仏典のパーリ語を少しずつ

古代インド語のサンスクリットと仏典のパーリ語を少しずつ、学ぼうとしている。ともに、文字はなくて口承であるから、もともとの正確は発音はわからない。たとえば、サンスクリット語の「智慧」という言葉。ほとんどの本で智慧のことは、ジュニヤーナと記さ…

2冊の本作り

昨年の秋から今年の2月にかけて2冊の本作りだった。「新蔵王権現入門」(総本山金峯山寺発行)と「毘沙門信仰のすすめ」(信貴山大平安山千手院発行)。国書刊行会から発売される。

石原慎太郎で思い出すこと

石原慎太郎で思い出すこと。ぼくは12年間のサラリーマン人生をやめて、インドを放浪してたりして、やがて貯金も尽きていた。さあどうして暮らしていこうか。ともあれ、フリーランスのライターをやろうとしたのだった。なんの実績もないのに……。そのとき、新…

生涯、ひまだーということはなさそうだ

ひとつ困難な仕事を乗り越えて、すこしホッとする。だが、また次の波が押し寄せてくる。それをまた乗り越える。でもまた次の波がくる。なんとかなるのかなあ、ならないのかもしれない。わからない。ということがつづく人生。 ①本作りのメドがたった。校正も…