過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

編集の仕事

やっと本決まり。春から動き出す

この3年間は、縁あって介護施設を経営。ド素人からのスタート。申請まで半年。介護保険の仕事だから、書類が山ほど。また、地主との土地の購入とか、いろいろ障壁が立ちはだかる。が、なかなか学びがあって、おもしろかった。 しかし、妻のほうは事務処理が…

他人のサポートをすることで、自分の世界が動き出す

臨死体験した友人がいる。「本にしてみたら」と声をかけた。友人は書き出した。これからの時代、価値があるものと思った。親しい出版社に出版企画書をメールした。 A社:うちのカラーに合わない。こういうのは、専門家じゃないと読まれない。B社:親しい編…

NHKの取材ですよ。ZOOMにアクセスしてください

薪割りしてたら、ケータイが鳴った。「池谷さん、NHKの取材ですよ。ZOOMにアクセスしてください」すばる舎の編集の水沼さんから。──え!14時じゃなかったっけ。わわわっ。 と、あわててZOOMのセット。もう、着ている格好など構わず普段着の作業衣。 ▽「過…

「宝島」のムックで紹介してくれた

「宝島」のムックで紹介してくれた。昨年すばる舎から刊行された拙著の「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃないすごい90代」。「90代を楽しく生きる」という特集で6ページに渡って紹介してくれた。書店に並ぶのは1月30日から。それになんとまあ、NH…

村上光照老師の葬儀が昨日だった

村上光照老師の葬儀が昨日だった。20年くらいまえに伺った話をまとめてみた。この何十倍と法話があるので、なんとかかたちにしたいもの。 ▽◎ほんとうの仏道をとことん究めたいおやじが戦死して、ぼくは母ひとりで育てられた。とことん金がなかった。大学では…

伝説の禅僧 村上光照さんが亡くなった

1月22日に村上光照さんが亡くなった。昨日が通夜、本日が27日が葬儀だそうな。お会いしてから、20年余になる。 ▽もしや、この方が? と思って声をかけた。──村上光照さんですか?「はい〜、村上ですぅ〜」。穏やかで悠然とした声の響き。なんとも人なつこい…

いきなりトップギアで話をする。核心から話し出す。

だいたいぼくは初対面から、いきなりトップギアで話をする。核心から話し出す。 自己紹介とか、今日は寒いですね、ちかごろはどうですか、なんていうのは、そのあとになる。いきなり試合が始まって、必殺技が繰り出されて、しばらくして始まりのゴングが鳴る…

ナマで話を聞くというのは、映像とは違う。いきいきとした体験として響くものがある。

東京に40年暮らしていたのに、いまおもうと随分ともったいなかった。大学はとんど授業に出なかった。サラリーマン時代は、仕事ばかりで余裕がなかった。毎日、最終便で帰るような日々があった。土日も出勤とか。電子部品と磁気記録媒体のメーカーだったから…

「じゃあ、こういうのはどう?」と、教科書の「おむすびころりんすっとんとん」をギターの伴奏で弾き語り

やっぱり読書がだいいち。あかりは、読書好きにさせたい。いま7つ。もう学校にいかなくなって、半年。教科書はよんでいるけど、「あんまりおもしろくない」という。「まあ、そりゃそうだ」。 ▽「じゃあ、こういうのはどう?」と、教科書の「おむすびころりん…

その単語か文節を「無機質」に「抽出」すればいいだけ

学校に行くのをやめたあかり(7つ)だが、担任の先生がきてくれる。週一、30分くらいで学習の進捗とみんなが難しいと感じるポイントを適確に教えてくれる。それをぼくは横で聞いているのだが、それがスピーディで適確。いろいろ感心する。 「なおこさんは、…

年末年始は事務処理漬けだ

介護施設の実地指導も終わった。年末年始は事務処理漬けだ。 ▽経理:確定申告のための収入と経費の調整、必要経費をばんばんとリストアップ。あと2日間に必要なものを計上。 ▽助成金の申請:「子供を主体にした多世代型交流広場」。この介護施設は廃業して…

はて、新聞の記事ってなんでしょう……。ああ、そうか。

「突然ですが、新聞の記事を見て、いちどお訪ねしたいと思いまして」静岡県政策推進局総合政策課というところだ。「はて、新聞の記事ってなんでしょう……。ああ、そうか。こないだ読売新聞が取材してくれたときのものですね。まだじつはそれ、見てないんです…

あかりは、一日に5回も6回も風呂に入ってた

「おとうちゃん、あたためて」薪を燃やす。ごお~~~。─あったまったかい?「うん、あっかいよ。とうちゃん、ありがとう」 ▽あかりは、こんなに寒いのに、半袖と半ズボン。しかも1枚しか着ていない。裸足。「厚着しろ」といっても、聞かない。それでいて、…

どんな方がこの本(すごい90代)を書かれているのか。どんな暮らしをしているのか、訪ねてみたかった

「どんな方がこの本(すごい90代)を書かれているのか。どんな暮らしをしているのか、訪ねてみたかった」83歳のご婦人が訪ねてきてくれた。杖をついて。なんと、静岡市からはるばる来られたという。友人がクルマを運転。 ▽若いときに、自分でまとめた原稿が…

手漉き和紙の大城さんは彫刻もされていた

「本を6冊ほしいんで、もってきてもらいたいんだがのぉー」手漉き和紙の大城忠治さんからの電話。「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃないすごい90代」(すばる舎)を届けに行った。もちろん「すごい90代」では、大城さんのことも紹介させていただいた…

道楽、頭の整理。したいことをしつづけているだけ

「池谷さんのブログは欠かさず毎日読んでいますよ」と言われた。ふと訪れた浜名湖の近くのさざなみ写真館だ。二俣の天竜産業祭でごった返しているときにも、知らない人から「Facebook読んでますよ」と声をかけられた。-------------------内容は「おもしろく…

「豊臣鎮西軍記」というタイトルが出てきた

襖(ふすま)の下張りに出てきた古文書。おお、江戸時代のものだろう。---------------------むむ、敵人を囲んで味方の軍勢……みたいな文があるから、もしや戦国時代のものではなかろうか。それそれは、たいへんなものがでてきたぞ。胸が踊ったが、襖をすこし…

こうして反響がすこしずつあるのは、うれしい。ありがたい。

「きのう息子から電話があった、掛川の書店に行ったら、『すごい90代』の本が山積みになっていて、立ち読みしたら春野町のことが書かれていておどろいた」きのう訪ねた89歳の郷土史家の方がそう言っていた。 「池谷さん、本だされたんですか。新聞見たら、…

変化に遊ぶしかない放浪が続いた

「考える」ことは大切。だが、考えて行動すると勢いがそがれることがある。はからいが生まれて、エネルギーが滞る。躍動しない。伝わらない。重たい。そして疲れる。 でも、がまんして頑張るというパターンで生きてきた。で、どうもうまくいかない。自分の人…

パネルまで作って面置してくれていた「すごい90代」

イオン市野店の未来屋書店に寄ると、パネルまで作って面置してくれていた。あいにく店長が休みなので副店長に挨拶。ありがたい。

すばる舎が気合い入れて広告出してくれている

すばる舎が気合い入れて広告出してくれている。10/30(日)日経新聞に広告。これまでの広告。10/15(土)毎日新聞10/22(土)静岡新聞10/23(日)読売新聞なんともありがたいこと。

オウムと統一教会 そして石井紘基の著作

「オウムの進出前には、ロシアには統一教会が布教していた。いつの間にかそれがオウム信者とすり替わってしまった」 そのように石井紘基は書いている。-------------------ソ連崩壊後の1992年3月、麻原は「ロシア救済ツアー」としてロシアを訪問、9月にはモ…

すばる舎が新聞広告を出してくれた。ありがたいこと。

すばる舎が新聞広告を出してくれた。ありがたいこと。 10/15 毎日新聞10/22 静岡新聞10/23 読売新聞すばる舎のこの数年の最大ヒットは「人は話し方が9割」。なんと110万部突破という。こうして一緒に広告されると、効果は大きい。書店も「あの売れているす…

横須賀街道ちっちゃな文化展

「頭の中でほとんど出来あがっているんですよ。あとは、それを体を使って物質に表現するだけ」木の歯車をいくつも組み合わせて、自然な動きを見せる動物たち、不思議な物体。ほとんどが木でできていて、超アナログの世界だ。デジタルの世界、コンピュータグ…

うれしくてね。あの本、買いたいんだけど、どこで売ってますか

「もしもし、池谷さんですか。『すごい90代』という本を借りて読みました。うれしくてね。あの本、買いたいんだけど、どこで売ってますか」──それはありがとうございます。熊切にお住まいですか。そうしたら、コンビニの日置屋で売っていますよ。「じゃあ、…

あかりと「すごい90代」の本を納品してきた

川のほとりをどんどん走っていく。途中、こないだの水害で道路がえぐられ、道路も冠水したことがわかる。さらには、がけ崩れも見られた。樹齢50年くらいの杉の大木が根こそぎ倒れて川に落ちていた。そんな山奥の一軒家に、ひとり暮らしの鈴木末吉さん(92歳…

そっさく取材に来てくれるという

「本を読みました。この本には希望がありますね。過疎地は衰退していくし、こないだの水害など暗い話ばかりです。そんななかで、この本には明るさがあります。そこで、池谷さんを取材させてもらいたいのですが」電話があって、読売新聞から取材の申し込みが…

創価学会を離れた支部長とのやりとり

O君は、首都圏で創価学会の支部長をしていた。なにしろ創価学会は会員数が多い(公称850万世帯)。 支部長というと、その下にいる(信仰や活動の面倒をみる管理者という意味)会員はおそらく1,000名ぐらいの人がいるんじゃないだろうか。かといって、ヒエラ…

年表と言葉の定義の事典づくり

むかしは、ひとつの言葉がわからないと、人に聞いたり分厚くて重たい「広辞苑」引いたり、百科事典を知らべたり、図書館にでかけたりした。結局、よくわからなくて探求はそこでおしまい。ちなみに、学者の主な仕事のひとつは、所有な文献(とくに海外のもの…

あかりを連れて校長に会いに行ってきた

あかりを連れて校長に会いに行ってきた。学校に行くのは、もうやめてしまったあかりだが、学校と気持ちは離れないように、と。とても気さくな校長で、地域の情報にも詳しい。 「過疎の山里にいる普通なのに普通じゃないすごい90代」の本もお持ちした。この小…