過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

道楽、頭の整理。したいことをしつづけているだけ

「池谷さんのブログは欠かさず毎日読んでいますよ」と言われた。ふと訪れた浜名湖の近くのさざなみ写真館だ。
二俣の天竜産業祭でごった返しているときにも、知らない人から「Facebook読んでますよ」と声をかけられた。
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内容は「おもしろくてためになる」のがいいんだけれど、自己満足で、暮らしの発信を続けてゆく。

道楽、頭の整理。したいことをしつづけているだけ。
飽きっぽい私が続いているのは、発信するということ、宗教と仏教の探求。そして人間観察かなあ。

もっと文を推敲すればいいかなあと思いつつ、いつ死んでしまうのかわからない。ひらめいたら、その日に発信をモットーにしている。
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Facebookがいちばん使いやすいかな。コメントをもらえるので、やりとりしているうちに、次の発想が浮かぶ。
はてな」のブログにも入れているが、こちらは「貯蔵庫」として機能する。むかしこんなこと書いたかなあと、単語を思い出せば、一括検索されるのが便利。
アプリとしては「note」がいちばん使いやすい。けれど、貯蔵庫としての検索機能が弱いのが難点。

ともあれ発信すれば、いろいろな方とのつながりが広がっていく。そのつながりの中でまた次のプロジェクトが起きていく。
そしてまた、人と人がつなげていく機会の提供にもなる。
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日常の些細な出来事、当たり前の日々を描く。たまに、難しい仏教のこと、インドのこと、戦後史、世界情勢のことなど書きたくなるけれど。

ただ、どうしてもあれこれ詰め込んで書きたくなる。すると幕の内弁当になってしまう。
言いたいことは一つにしぼりたい。荷物は軽いほうがいい。
どれを切り捨てるか、どの荷物を乗せないかというところ。

編集の仕事をしていて思うのは、この人の文章は一生懸命詰め込んで積み上げて作った文章なのか。あるいはたくさんの経験や知識があり、ばっさりと切り捨てた質量がさぞや膨大だろうな、と感じさせる文章のちがい。
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みんな忙しいので数行読んで、はいおしまいとなる。最初のつかみが大切。
刑事コロンボ」のドラマみたいに、いきなり殺人のシーンから始まって、「うちのかみさんがねえ……」ともっていくやり方がいいかな。

成功談や自慢話は喜ばれない。なるたけ失敗談、だめだねぇばかだねぇみたいなことを素材にすると人は読んでくれるということはある。