過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

あかりを連れて校長に会いに行ってきた

あかりを連れて校長に会いに行ってきた。学校に行くのは、もうやめてしまったあかりだが、学校と気持ちは離れないように、と。とても気さくな校長で、地域の情報にも詳しい。

「過疎の山里にいる普通なのに普通じゃないすごい90代」の本もお持ちした。この小学校の代用教員をしていた村上久子さん(95歳)、校長がよく知っている商店経営者の尾上せき子さん(99歳)も取材しているので、その話も盛り上がる。

あかりは、すこしもじもじしていたが、やがてぼくと校長と話している時、校長の机と椅子でぶらんこみたいにして遊んでいたり。

校長室を出て帰るときには、他の学年の女性の先生たち二人が「あかりちゃーん。げんき?」と声をかけてくれる。あかりの日々の学習の様子も、クラウドで見てもらっている。

昨日も担任の先生が来てくれた。毎週、来てくれる。学習のポイントを教えてくれる。同級生のことなども話してくれる。相談に乗ってくれる。

山里の学校は、こうしてとてもきめ細かい。あかりは学校に行かないと決めてはいる。いや、でも、週に半日くらいは行ってもいいかなあという気になるかもしれないし、まあ流れのままにだが。