過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

出版社とZOOMでの打ち合わせ中

ZOOMでの打ち合わせ中。あかりは、眼の前でこんな格好をしてちょろちょろと動き回っているのだった。

いま「過疎の山里に暮らす普通なのに普通じゃない90代」という本を執筆中。すばる舎から刊行予定。東京の出版社(すばる舎)と打ち合わせ中。

なにしろ取材の相手が90代、なかには99歳という方もおられる。聞き出すのはなかなかハードル高い。それで、息子さんにも取材する。そして、出版社と息子さんと私との三者でやりとり。詰めの段階なので、ZOOMで行う。
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山里に移住して11年余。最初は、医学書の教科書をつくっていた。それは、膨大なもので上下で4,000ページにもなるものだった。解剖図やら綿密を極めた。

また仏教書づくり、さらには宗教団体の機関誌の仕事で、東京や秋田に取材に出かけたりしていた。

しかし、この数年は、NPO法人の田舎暮らしの魅力発信事業、介護施設の経営で忙しくて、ほとんど編集の仕事はしていなかった。で、そちらはほとんど収益なし、というか赤字。
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これはいかん。なんとかしなくては。
というなかで、不思議なことに、それが昨年から、真言宗修験道の総本山から本作りの仕事をいただいた。ありがたいこと。

また、スピ系の月刊誌の社長が訪ねてきて、初期仏教の本作りの企画の依頼を受けたり、別の出版社からは道元と初期仏教の本の企画が採択された。

ふたたび編集と執筆の仕事が動き出してきている。
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とはいうものの、コロナ禍もあり動けない。施設の運営もある。6つになるあかりがいる、妻は手術で療養中。動きはとれない。それで、ほとんどがZOOMでのやりとり、取材ということになっている。

むかし取った杵柄で餅をつく。いまはこちらを本業にという流れである。