過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

Googleドキュメントによる執筆・編集法

聡明な人は順次に少しずつ、一刹那ごとに、おのが汚れを除くべし、――鍛冶工が銀の汚れを除くように。(ダンマパダ239)
鍛冶工が銀の汚れを除くように仕事をしたいものだ、と思いつつ。これが難しい。
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いまありがたいことに、4冊の本作りの仕事を頂いている。真言宗大本山修験道大本山、山里の90代のお年寄りのオムニバス、全国を放浪行脚する禅僧の本。来年からは初期仏教の本作りに。
仕事というのは、一気呵成にできるものではなくて、水滴が石を穿つように、銀細工師がせっせと細工を磨くように、丁寧に粘りづよく、かつ楽しみながら、味わいながらやることが大切。
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ところが、これが難しい。ひらめきで企画して、騎馬民族のようにダダダッと仕事してはい、完了。はい、次。というな生き方をしてきたからね。
ま、ルーチンにハマればこういう風にできるんだが。最初の立ち上げが難しい。そこで、クラウドを使いながらの仕事をすすめている。
具体的には、Googleドキュメントに原稿をアップする。それを編集者や関係者と共有する。つくった原稿を見てもらって、アドバイスや直しをしてもらう。やりとりしながら進めるわけだ。
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ネット上に書くので、Facebookをちょいちょい見ながらかきこむみたいな形で書くような流れになる。すなわち飽きっぽい自分がFacebookの投稿だけは飽きないわけで、その習性を巧みにつかって仕事をすすめようと。
ということでGoogleドキュメントによる執筆・編集法。なかなか良いやり方であると思っている。