過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ひろさちやさんが亡くなった

宗教評論家のひろさちやさんが亡くなった。
親しくさせていただいて、10冊以上の本も担当した。


「いつも家族で食事をする」を大切にされていた。
それをつねに実践しておられた。
気象大学で哲学や論理学を教えていたときも、家が近くで昼ごはんも家族で一緒にしていた。
旅をするときも、講演に行くときも、いつも奥様と一緒だった。


先日、納屋の片付けをしていたら、「ひろさちや×スマナサーラ対談」のテープが出てきた。
なつかし。なにしろ22年前の対談だ。


帝国ホテルのスイートルームをとって、そこで延べ10時間以上の対談、論争をしたのであった。


数ヶ月して、それを原稿にまとめ上げた。出版社も「ぜひ出したい」ということであったが、ひろさんのほうで「出したくない」ということになった。それで、諦らめたのだった。幻の対談である。