過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ウクライナの戦争の映像を見た

浜松医大に妻の診察の付き添いで行く。CT検査のために、地下の狭苦しい待合室で待つこと一時間余。その部屋には、テレビが放映されていた。久しぶりにテレビを見る(家にはテレビがない、暮らしの中では全く見ることはない)。

バラエティとニュースをやっていた。
ウクライナの戦争の映像を見た。一方的にロシアが侵略していて、ウクライナが気の毒だ。子どもたちが可愛そう、ウクライナは勇敢にロシアに立ち向かっている、というような文脈であった。そこで、こんなことを考えた。


①マスコミのほとんどは、一方的な報道になっているのかも。ロシアが侵略している。プーチンが悪い。ウクライナはがんばっていてすごい。ウクライナを助けなくちゃいけない。西側のG7のマスコミも同様か。

ウクライナを舞台にした、ロシアとアメリカの戦いになっていくんだろうな。ゼレンスキーは、たんなる操り人形と。

③こんな構図かもしれない。「ロシアと中国とインド、さらにはアラブ、アフリカのグループ」対、「ウクライナアメリカ、イギリス、日本などG7諸国」との戦い。いわば第三次世界大戦になっていくような。

アメリカなどは、軍産複合体の国家だから、在庫一掃セールで、軍需産業は大儲け。嬉しくてたまらない。ダウの株価もどんどとん上がる。この戦争は、景気拡大のためにも終わってほしくない。

⑤ロシアを叩きつぶす絶好のチャンス。プーチンを悪者にして失脚させ、ロシアの資源をアメリカの傘下、系列化にして大儲けするぞ。イラクリビアのように。

⑥ということで、G7はロシアに経済封鎖をかけている。しかし、ロシアは自給率が高い、資源は豊富。さらには、中国やインド、アラブやアフリカもついていく。となると、経済封鎖したG7諸国が、食料や資源、エネルギーの面で行き詰まってくる。

⑦食料自給率が低く資源の少ないに日本は、とても苦しくなっていく。食力不足、高騰。エネルギーの高騰。そうして、原発は再稼働せざるを得ない。

⑧悪いロシアが、ウクライナのように攻めこんでくるかもしれない。北朝鮮の脅威もある。中国は恐ろしい。なので、防衛力をさらに高めなくちゃいない。自衛隊も海外で戦えるようにする。「専守防衛」のために、敵の基地も攻撃しなくちゃいけない。そして、堂々と軍隊が持てるように憲法を改正するのだ。

そんなことを考えた。じゃあ、どうしたらいいか。というと、なんにもできない。わからない。

まあしかし、この過疎の山里に暮らして、ありがたい。水や薪、田んぼと畑、そして森がたくさんある。なんとか自給自足の道を切り開いていきたいものだ。