過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

戦争の本質とは

①戦争は他国からの攻撃・侵略に対して、純粋に国を守る行為、という面はもちろんある。しかしその本質は経済だろう。

②経済の市場をもとめて、あるいは資源を求めて他国を侵略していくところに要因がある。さらには、国と国を戦わせて、互いに殺し合いをさせ、一儲けしようというところにある。
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③背後には、国と国を国を戦わすことによって、利益を得ようという第三の国、あるいは資本グループがある。

④なぜ戦争で利益が上がるか。それは、爆弾、飛行機や戦車、ミサイルの投下など、徹底的な破壊行為にあるからだ。
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アメリカなどは、軍産複合体としての政府であり、世界のどこかで戦争が起きなければ経済が循環しないような構造となっている。

⑥だから、いつも虎視眈々と戦争を起こそうと狙っている。それも、自らが攻めるのではなく、他の国と国を憎悪させ、攻めさせて、両者に武器を売りこもうという魂胆である。

⑦背後から国と国を戦わせて利益を得ようというのは、歴史的にイギリスの最も得意とする政策である。
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⑧日清・日露戦争においても、ロシアの南下政策に対して日本が防衛のために戦ったと言われているものの、背後にはイギリスの利権獲得の思惑があったと思われる。

大東亜戦争にしても、日本が市場と資源をもとめて朝鮮と中国を侵略していったのは事実だが、やはり背後にイギリスがいたと思うし、アメリカは日本と戦うことで、経済を循環させる思惑があった。なので、日本がアメリカに攻撃を仕掛けさせるように仕組んでいった(ハル・ノート:日本に対して全面的屈服か戦争かを強要する最後通牒)。

⑩そうして、ついに日本は無条件降伏して敗戦国となる。食糧難、物不足、圧倒的な耐乏生活、デフレが続く。しかしそれを救ったのは、1950年からの朝鮮戦争の特需で景気が回復したからだった。さらには、続くヴェトナム戦争でも経済の勢いをつけたのだった。
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終戦記念日が近いので、戦争についてざっくりとまとめてみた。文章にまとめようとすると、幾分、頭は働くようになってきた。暑いし、咳は止まらない。だが、すこしやる気は湧いてきているのだった。