過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

インドとトランプ、そしてプーチンの動き

インドとトランプそしてプーチン

テレビは全く見ないので、国際情勢には疎い。この4年間はテレビは押し入れの中。ニュースは、たまに新聞とTwitterなどで確認する程度だ。

日本のマスコミはというと、ほとんどお笑い、食べ物、ゴシップがメインのように思う。

しかし、大きな視座から見た国際情勢は知りたいと思っている。なかなかそれが得られない。

便利なのは、親しい外国の友人がいると、なるほどそうかと知ることができる。たとえば、インドの人から聞いた国際情勢。

インドのいまの仮想の敵は、パキスタンと中国である。ともに陸続きである。パキスタンとは、かつて4度の戦争をしてきているし、互いに核兵器を持って威嚇しあっている。カシミール紛争も続いている。また中国とは、領土紛争の小競り合いがよく起きる。

パキスタンとインドとは、いわば同じ民族。戦後、インドが独立する時、ヒンドゥー教のインドから脱して、イスラム教の東西のパキスタンが成立した。そして、現在、パキスタンバングラデシュになった。

パキスタンは、いわば人工的な「宗教国家」として成立したはじめての国家だ。それは、イギリスが、やがてイスラエルを建国するための実績作りだった、という考えもある。

そのインドでは、アメリカのトランプが評価されている
。いっぽう、かつてのオバマは期待はずれだったという。

なぜかと言うと、これまで米国も経済的、軍事的援助をしてきたが、対テロで煮え切らないパキスタン政府に腹を立て、援助を止めたためある。過激なアフガンのタリバンに対する供給地であることが理由のようだ。

そして、いまパキスタンに経済援助している国は、中国と日本だけだとも聞いた。

ちなみにロシアとインドは親しい。インドのかつての兵器は、ほとんどがロシア製であった。ミグ戦闘機など。インドと中国はよく領土紛争をしている。ロシアのプーチンは、インとサポートをしつつ、中国を牽制し、アメリカ牽制するという意図があるのだろうか。そのうち調べてみたい。