過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

日々、いろいろな方が訪ねてこられる

こんな山里にも関わらず、日々、いろいろな方が訪ねてこられる。家にいながらにして、多くの学びがある。

この一週間に来られた方たち……。

まず、中国の山東省で電気自動車をプロデュースしている後藤さん、阿多古和紙作りをすすめている田中さんとともに来訪。

実際に中国に暮らしているので、いまの動きがよくわかる。山東省だけでも人口1億人。桁外れの金持ち層もたくさん。医療ツアーとして、浜松の総合病院で人間ドックの検査、その合間に日本の田園風景をみて山里をにあそぶという企画でアピールすれば、100万円でも希望者はたくさんいる、ということを言っていた。

キャンピングカーの民泊のネットワークづくりのことで、東京から川田さんが訪ねてこられた。カヤックスクールの大津さんと、熊切川沿いでオートキャンプ場を経営している畑中さんを紹介した。

きょうは、インドのベンガル地方出身の横田スワリナリさん夫妻。ご主人は、春野に両親がおられるので、よく来てくださる。インドの哲学、宗教、歴史など語りあうことができた。来年には、インド学、あるいは仏教とヒンドゥーというテーマ、インドの死生観として講座をお願いすることになりそう。

今週末は、静岡市からお米を買いに来られる方。そして、秋葉信仰と神仏和合についての語りあいにこられる方がいる。遠州満州移民について研究している方とともに来訪。

ひとと出会い、情報を発信していく。ひとの魅力を伝えていく。それが、ぼくのひとつのありよう。しかし、きちんと持続可能のためにも、どうやってかたちあるものにしていくか。ビジネスにしていけるか、そこが課題。