過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

アークとマザーテレサ

アークとマザーテレサ
①玉置(たまき)神社の境内にアークがあるという人がいた
②ご託宣が降りて「マザーテレサに会ってきなさい」
③その方とインドの珍道中
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奈良の熊野の玉置(たまき)神社の境内にアーク(聖櫃 モーセが神から授けられた十戒を収めたとされる箱)が埋めてあるので、それを掘り起こしたいという方がいた。大阪で食品会社を経営している方だ。会社のマークが、ユダヤ六芒星だった。

その方は、どこかの神社の巫女さんの霊言をもらった。
「掘り起こす前に、マザーテレサに会ってきなさい」と。
どうして、アークとマザーテレサが連動するのか、よくわからんけれど。ともあれそういうご託宣らしい。
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しかし、どうやってインドに行くんだ? どうやってマザーテレサに会えるんだ?
だれかインドに連れて行ってマザーに会わせてほしい、と思っていた。そして、天河神社で聞いたらしい。
「東京の国立にいる池谷という男が、インドに詳しいよ」と。

それで、ある日、彼がマンションに訪ねてきた。
「旅費交通費をだしてくれるならいいよ」と引き受けた。

といっても、マザーに会えるかどうかなんて、わかりっこない。
まあ、インドに行けばなんとかなるというへんな自信はあったのだ。
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ということでインドに出かけた。
まずはカルカッタへ。そして、「死を待つ人の家」に。
そこには、マザーがいつも礼拝している教会がある。そこを訪ねた。
すると、修道女から「ミッショナリーズ・オブ・チャリティ Missionaries of Charityにいけ」と言われた。
神の愛の宣教者会。バチカンから認可を受け創立されたカトリックの修道会だ。

マザーは、毎日、ミサに参列しているらしい。
たしか14時くらいからミサが行われていたような記憶。そこに翌日、出かけたのだった。(続く)

ユダヤと日本の同祖論の話題がでていたので思い出したので書いた。