過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「現成公案」とは、この瞬間瞬間の我が身に起こる現実そのもの

早起きして、これから東京に向かう。家族と友人の5人。あかりもいく。二泊三日。帰りには、あちこち寄りながら。
東京の幡ヶ谷のゴータミー精舎スマナサーラ長老のインタビューだ。「道元を語る」の本作り。「現成公案」の巻をメインに行う。ゼミ形式で行う公開インタビューのようなかたち。
仏道をならうは自己をならうなり」
このところだけでも、一冊の本になる。
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「現成公案」とは、この瞬間瞬間の我が身に起こる現実そのものがまさに公案
「これだ」という答えはない。
「ほんとうの自分はなんだ」と問いそのものに居ながら、いまの自分を引っ張り上げてゆくものと。
まあ、そんなとらえかたから、暮らしの迷い、悩み、苦しみなどをブッダの教えをもとに語っていただこうと思っている。
それにしても、7歳のあかりが、どこまでもつかかなあと不安を変えつつ。それはそれで、面白い話になるかもしれないし、つぶれるかもしれないし。つねに「わからない」ところからのスタート。