創価の友人が来訪。
──ははあ、選挙だな。
そう感じた。こちらから、いきなり聞いた。
──来月総選挙の体制になったの?
「いやあ、そうなんだ。それでいくときまった。」
──でも、公明党は維新との連携とか、東京28区問題で自民党幹事長の萩生田ともめているし、連立政権を解消するかもしれない。〝どこまでもついていきます下駄の雪〟で、連立に居続けるかもしれないし。どうにも、微妙だよね」
「ぼくらはわからん。じつは困っている。でも。きまったからには動かなくちゃいけないし。」
──つらいところだね。しかし、もう創価は選挙のたびの公明党の投票依頼ってやめたら。選挙活動するよりも、信仰活動したらいいのに。
「ううん、まあそう言われてみればそうなんだけれど」
──だって、学会員みていると、ちっとも躍動していないでしょ。いわばノルマに追われて、投票依頼している。もっと、普通に自分の信仰を自分の言葉で語れるような関係性が大事で、そちらほうが楽しいと思うよ。
それにさ。公明党って、理念がないでしょう。「大衆と福祉の党」なんてカンバンだけで、このまま憲法改正、再軍備に進むと思うし、核兵器を持つと言っても、学会員はそれでもいいなりでしょう。で、いつも「自分たちは正しい」と思っている。もっと本質を考えなくちゃ。それでいいのかって。
せっかく信仰していて、それじゃあ、つまらないじゃないのかなあ。
▽
いきなりトップギアでそんな話をしたのであった。
まあ、親しい友人なので、相手のイタいところはバシバシ衝くことにしている。ともあれ料理の話から、過疎化の問題、外国人労働者のこと、さまざまな語らいの機会は持てた。