過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

元「公明党」代表、浜四津敏子氏が2年余、伏せられていた

幸福の科学」の総裁、大川隆法氏は2月28日に倒れて病院に救急搬送、3月2日に死亡。マスコミ報道は、死の翌日。3月3日だった。
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元「公明党」代表、元環境庁長官浜四津敏子氏(75歳)が亡くなった。その死去の日を見ると、2020年11月29日。公明党がその死を発表したのは、2年後の2023年2月16日。

公明党は、2年間、浜四津元代表の死を伏せていたわけだ。「遺族の意向で公表していなかったが、了解が得られたので公表した」と言う。

浜四津氏は、元「公明党」代表、元環境庁長官を歴任した、いわば「公人」。その死を、2年以上も公表しないのは、きわめて不自然。

浜四津氏は、創価学会の婦人部にカリスマ的に人気のある方であった。反戦平和をアピールし、盗聴法案(通信傍受法)に反対していた。しかし、やがて自民党公明党が連立政権を組んでから、なりをひそめた。

公明党(創価学会)の、変節ぶりに板挟みで苦しんでいたのかもしれない。
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聖教新聞には掲載されたのだろうか。いまの創価学会=公明党は軍拡路線にへ方向転換している。

浜四津氏の死を公表すると、公明党の平和路線とのギャップが目立つことになり、2年もの間、伏せられていたのかとも思う。創価学会員もまったく知らなかったことだろう。

マスコミが報道しなかったのも不思議。公明党が抑えていたのだろうか。
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それにつけて思うのは、創価学会の信仰の中核、池田大作氏のこと。はたして、いま元気なのだろうか。

氏が公の場に姿をあらわさなくなって10年余。2010年5月の本部幹部会以降、創価学会内の公式行事を全て欠席、現在に至る。米大学からの博士号授与式典に出席した2010年11月以降、公の場に姿を表さず。

聖教新聞には、池田氏による平和提言やメッセージが度々出てくる。しかし、紙面に出てくる写真は20年も30年も前のものばかりだ。その内容も、ゴーストライター・チームが作ったようなものばかり。

「池田先生はたいへんお元気です。みな学会員は異口同音に言う。だが、はたして生きているのか、いないのか。生きていたとしても、フツーに健康なのか。

公明党浜四津敏子の死が2年間伏せられていたという事実から類推して、池田大作氏も……と思われても仕方がない。生きておられればいま94歳か。