過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山里暮らし

最後は無になるんです。最後は、もう戦う必要がない境地です。

あかりは毎週、キックボクシングの練習に行くのを楽しみにしている。低学年の生徒は12名。先生は、水窪の山奥から2時間かけてきてくださる。すこし正座して瞑想。心構えを唱和して、道具とみんなに礼をして始める。ルールもきちんとしていて、メリハリのつい…

友だち(とくに時間軸と体験が同じような)を大切にするのが人生の宝だなあ

「がんばってや。あんたのFacebookは、妻と一緒にちゃんと読んでるさかいに。そやけど、あんたはいろいろとすごいなあ。とても真似できへんわ。もうわしら70を超えたから、いつ逝ってもおかしくないなあ。あかりちゃんのためにも、がんばってや。死ぬまでが…

そのうち、「知っておきたいザンネンな田舎暮らし」というテーマで本を書きたい

友人から、ある人がお田舎暮らしをするとき、不動産屋を通さずに直接契約するというので、その注意点を聞かれた。専門じゃあないけれど、ぼくの体験から。 ①退去の通告:「退去してくれ」と言われることがある。とくに、家主が亡くなって相続が発生したりす…

自分でものごとの本質を考えないで、同調していきていけば良い。有能な奴隷のような人生になる。

あかりは、もう学校行くのはやめたからいいけれど、これは一年前の写真。①登下校のマスクは、つらすぎる。熱中症になる。二酸化炭素過多になる。免疫力が落ちる。5類になっても、日本はまだマスク率20%かなあ。子どもたちのマスク率はもっと高い。②ランド…

廃校などを、コ・ワーキングスペースに活用できる。子育て中の家族なら、子どもたちがワイワイ集まって

編集と執筆の仕事をしている。本が売れないと出版社は嘆く。月刊誌、週刊誌も次々と休刊(つまり廃刊)に追い込まれる。まったくの構造不況業種となった。 ネットの影響だ。Facebook、Instagram、Twitterなどで、役に立つ情報、面白い情報は入手できる。ほん…

柔剣道場を使わせてもらえることになった

土日、朝から晩まで柔剣道場を使わせてもらえることになった。きょう、副校長と担当者と合意。天竜高校春野分校。うちからクルマで10分と好立地。 7月1日には、柔道四段の内田さんとはるき君が来てくれることになった。参加ご自由。時間はまだ決まっていない…

寝ころぶと空には樹々の葉っぱが揺れている。聞えるのは、川の流れる音と鳥の鳴き声だけ。

自分の身体の声を聞く。瞑想とヨーガの時間をもつ。寝ころぶと空には樹々の葉っぱが揺れている。聞えるのは、川の流れる音と鳥の鳴き声だけ。近頃、結跏趺坐(けっかふざ)がラクラクとできるようになった。この姿勢がラクにできれば、いつまでも坐っていら…

人生初の糸鋸体験 やったあ、できた

やったぁという達成感が、よほどうれしいことだろう。「春野人めぐり」2日目。マエストロの山口さんから、糸ノコのを丁寧に教えてもらった。猫のペンダント作り。絵を描いて、糸ノコで切り、そして、鎖をつけてペンダントにする。自分でやった!ということで…

今年もう80歳になるという。すごい活動力。おおむらたくみさん

おおむらたくみさんの演奏:春野人めぐりにて。はじめにあかりが、左の窓から顔をだすのがおかしい。 たくみさん、今年もう80歳になるという。すごい活動力。 唐辛子を栽培して販売もする、自分の書というかラク描きを額に入れて販売する、かなりの糖尿病を…

「うまくなったらやる」と言うが、そんなこと言っていたら一生うまくならない

あかりと地元の「春野人めぐり」に行ってきた。こういうときでないと行けないので、出店しないで客としてあちこち回ることにしている。 仇山乃風(あだやまのかぜ)さんを訪ねる。ライブ演奏。おおむらたくみさんもゲスト出演。 たくみさんの演奏は998回目だ…

「きょうはウメ」「あしたはキック」

朝起きたらあかりが言う。 「きょうはウメ」「あしたはキック」 ──ん? 明日のキックはキックボクシングはわかるけど、きょうは梅の実なんか採りにいかないよ。 「おとうちゃんちがうよ、うめたちあきさんのコンサートだよ」 ──ああ、そうかそうだった。あじ…

空を見上げると樹木の葉っぱが心地よい。川のせせらぎがいつも聞える。

こんなデッキができた。クルマで7分の春野文化センターの駐車場、そこで店を出している「いっ久」さんが作られた。「どうぞ好きに活用してください」と言ってくれた。自分なりの「のんびりスペース」にもいい。暮らしのなかにヨーガとストレッチをとりいれ…

森の中、あかりは裸足で走り回っていた

森の中、あかりは裸足で走り回っていた。あじさい公園(磐田市の敷地里山公園)で、うめたちあきさんのコンサート。なんとも居心地のいい場所、清々しい歌声を聞きながらの時間。まことに豊かな一日であった。

話をしても全く自己主張というものは感じられない。せっせと行動しているお姿がじつにお見事。草木の名前、その料理法などとっても詳しい。

えー!? こんな植生の豊かな森があったんだ。浜松に12年暮らしていたけど、知らなかった。こんな広大な山を80過ぎの方、三人で管理されている。ご夫婦は、エンジン草刈り機と鎌で雑草を刈っていた(5枚目の写真)。ここは磐田市の敷地里山公園。獅子ヶ鼻公…

こんな落ち着くスペースができたよ。春野文化センターの入り口

あれ? こんな落ち着くスペースができたよ。子どもが絵本を読んだり、ちょっとギター弾いて歌いたくなる感じ。この店の「いっ久」さんがつくったようだ。いつもキックボクシングに通う春野文化センターの入り口の店の奥だ。 キックボクシングは、たくさんの…

冬の間は、インドやバリに暮らして、春に戻ってきて秋までいるという計画は全く実現できず

春野町に移住することになったきっかけは、西インドの旅であった。 この山里に移住して、もう12年になる。東京暮らし40年。どうして春野町に暮らすことになったのか。ふりかえってみた。 ▽フリーランスで医学書の編集などをしていたので、一つ仕事が終われば…

気楽でただ居るだけで落ち着いた空間 古民家ギャラリー 森町ぶぶふの日

ここの古民家ギャラリーが、もっとも気楽でただ居るだけで落ち着いた空間だった。家主とのやりとりも自然でゆるくてよかった。いつでも寄れる感じで、なんともありがたい出会いだった。「居心地よくて、この場にいるだけで十分のサービスと思いますよ。個別…

FacebookとZOOMの活用

書くことが、いちばん学びになる。そして発信になる。 書いていると、「足りないなあ」「説得力がないなあ」「あやふやだなあ」「論理展開がまだるこしいなあ」ところが見えてる。そんなところを練っていると、自分の頭の中が整理されてくる。頭の整理が作文…

テキ屋のおじさんとの会話

ホタル公園祭があってもまだホタルは出てこないように思うが、そろそろかなあ。 朝から、テキ屋の人たちが、店をセットしている。たいやき屋のおじさんがいたので、話しかけた。 ──いつの頃からやっているんですか?「そうだねえ、もう50年になるね」 ──きっ…

サーカスを観に行った。アクロバットパフォーマンスでフェリーニの映画『道化師』とはずいぶんちがう

サーカスを観に行った。割引券をもらったので、みんなで出かけた。一人800円だった。 サーカスのイメージというと、大きなテント。『美しき天然』の音楽。美女の曲馬。ライオンの火の輪くぐり。小人とピエロ。空中ブランコ。いわば見世物小屋。フェデリコ・…

日本全国の過疎地で、宗教団体とか外国人が買って、コミュニティとして活用していく流れが起きていくのかもしれない。

「花梨の里」という。広さは9,000坪。広さ感覚で言うと、東京ドームの64%。なにしろ広い山で植生は豊かである。そこに、100人が入れるホールが1つ、100人が入れるレストラン、さらには大広間、巨大な倉庫、家族が泊まれるロッジが10棟くらいあった。 かつて…

引きこもり10年の若者が、いかに脱出したか

「あかりちゃんですか?」 そう声をかけられることが多い。Facebookなどであかりの露出度が高いので、あかりの顔ーみて「もしかして……」と声をかけてくださる。 昨日は、となり町のイベント露天の店であかりとフルーツパフェを食べていたら、通りがかりの人…

古民家をリノベーションしてオシャレ空間、ネットワークづくりにしようという動きが起きつつある

終わっていく過疎地、田舎の人々。みなさんもう80代、高齢化でからだが動けない。田んぼや畑もつらい。もう断捨離に入っている。 心配なのは、自分たちが死んだら、家だけが残る。しかし、子どもたちは帰ってくることはない。葬式などに200万円くらいかかる…

残り火に芝生の枯れ草を集めては火を熾しては二人でいつまでも遊んでいた。森林セラピーART芸術祭2023

火があるだけでも、楽しめる。ぼうぼうと燃えていくのはダイナミック。太鼓を叩いて踊りだす。そうして、燃え尽きて炭になっても楽しめる。残り火に芝生の枯れ草を集めては火を熾しては二人でいつまでも遊んでいた。森林セラピーART芸術祭2023(5/21)

キャラの濃い人たちとたくさん出会える。彼らの生き方、歴史を聞くことはじつに楽しい。森林セラピーART芸術祭

キャラの濃い人たちとたくさん出会える。彼らの生き方、歴史を聞くことはじつに楽しい。(森林セラピーART芸術祭2023 5/21) 1枚目は火をつけているところ。高橋くんがジェットログをつくってくれた。貫通させた穴から、まさに火が吹き出てこようという瞬間…

体育館と和室を開放して、子どもたちが好きに遊べて、お母さんたちがくつろげておしゃべりできる場にしよう

広い体育館(端から端まで33メートル)をダダダーと思いきり走るあかり。「もっと腕を振る、しっかり振るんだ。そしたら、足も出てくる」そう教えると、しっかり手を振る、足が出る。ずいぶんと俊足になった。フォームもきれいになった。幼稚園の運動会に…

死は不定。他人事にあらず。しみじみ。

生き方に、ざっくり大きくふたつの考え方がある。 ①昨日もあったし、今日もこうしてある。明日もある。そのようにして、自分というものは連続していると思うから、がんばれる。 ②ものごとは瞬間瞬間に過ぎていく。変わっていく。過去は記憶の中にあるだけで…

「ねえ、おとうちゃん。どうしていつも文章を書いているの?」

「ねえ、おとうちゃん。どうしていつも文章を書いているの?」──それはね。文章を書くのがおとうちゃん仕事なんだね。それを本にして本が売れれば、お金になる。だから書く。それとね、文章を書くと頭が整理されるんだね。それって、おとうちゃんは大好きな…

ZOOM楽座 5月13日(土)14時〜17時 カタリバ「これから起きる最悪のストーリー さあ、どうする」

ZOOM楽座5月13日(土)14時〜17時カタリバ「これから起きる最悪のストーリーさあ、どうする」参加したい人は下記クリックhttps://us06web.zoom.us/j/4568526263参加ご自由。無料。顔出し・匿名 ご自由。途中入退室 オッケー。※ちなみに、明後日は(5/12)は…

「はるの冒険遊び場」。あかりは火・木の10時〜17時まで遊ばせてもらっている

西田夫妻の主催している「はるの冒険遊び場」。あかりは火・木の10時〜17時まで遊ばせてもらっている。まことにありがたいことだ。その間、おとうちゃんは仕事できる。沢から水が引けるようになった。ニワトリが森のなかに行ったので「きっと卵を産んだたん…