過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

気楽でただ居るだけで落ち着いた空間 古民家ギャラリー 森町ぶぶふの日

ここの古民家ギャラリーが、もっとも気楽でただ居るだけで落ち着いた空間だった。
家主とのやりとりも自然でゆるくてよかった。いつでも寄れる感じで、なんともありがたい出会いだった。
「居心地よくて、この場にいるだけで十分のサービスと思いますよ。個別にお客さんの相手をすると疲れるでしょうから(一日100人余は来たようだ)、お客さん同士が輪になって自由に話ができる場にしたら、ラクでいいですよ」
むかしはじめて「春野人めぐり」を企画した時、一日100人以上来てくれて、個別に相手していたらすごく疲れた。いろいろ作品を展示するのも手間だった経験から、アドバイスさせてもらった。
古民家ギャラリーとして、いろいろ作家の作品(15人のアーティスト)などを借りて準備されたようだ。なにしろ武将の鎧兜まで展示してあったし。他に彫刻作品とか。
旧家なので、馬小屋とか湯殿だった別棟も味わい深い。ただ、瓦が剥がれてきて雨漏りするようでそこは悩んでおられた。
他の家では、深淵な宇宙のような陶芸作品(クズの葉窯)、染色と織物と屏風(つむぎ工房)、一年前にオープンした喫茶店(小春日和)、カイロプラクティクであかりの側弯症を見てもらったり。充実の「森町ぶぶふの日」(オープンハウス)であった。