過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

死は不定。他人事にあらず。しみじみ。

生き方に、ざっくり大きくふたつの考え方がある。

①昨日もあったし、今日もこうしてある。明日もある。そのようにして、自分というものは連続していると思うから、がんばれる。

②ものごとは瞬間瞬間に過ぎていく。変わっていく。過去は記憶の中にあるだけで、もうない。明日はまだ来ていないので、あるとはいえない。生きているのはこの瞬間だけ。だから、いまを精一杯生きていける。

ぼくは②の考え方が強い。
「すべては始まった瞬間に終わる」と。

しかし、死は不定。他人事にあらず。しみじみ。
昨夜、元気に田舎暮らしを満喫していた友人の訃報が入った。山村留学的な民泊も大成功していた。10年余もかけて田舎暮らしを模索していて、やっとみつけた古民家。いよいよ、これからというところだった。その矢先、チェーンソーによる事故らしい。