過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ZOOM楽座 5/31 政治家の仕事って? ゲスト 長岡市義 桑原望氏

ZOOM楽座
5月31日(水)18時〜20時
「政治家の仕事って? ゲスト 長岡市義 桑原望氏」

参加したい人は下記クリック:そのまま入れる。
https://us06web.zoom.us/j/4568526263

参加ご自由。無料。
顔出し・匿名 ご自由。
途中入退室 オッケー。

政治家って何をしているのだろう。いったい、どういう役目を持っているのだろう。
行政に言いたいこと、やってもらいたいことを伝えるのに議員って、なにか役に立つのだろうか。
自治体の予算とその使われかたなど、どのようになっているんだろう。
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国政というと巨大すぎて、どうしようもない。国会があっても審議されないで、重要な政策は閣議決定で決まってしまう。集団的自衛権に関する憲法解釈の変更、安倍元首相の「国葬」、「敵基地攻撃能力(反撃能力)」の保有、防衛予算(軍事費)5年間で43兆円に増額、みんな閣議決定だ。そのうち、緊急事態条項だって閣議決定されるかも。憲法違反であっても、関係なし。そして、こちらは反対の行動する元気もない。

ところが市議会だと、生活に密着している。アクセスもしやすい。そして、ここが大切なのだが、地方自治体の構造が見えると、日本の政治の構造も見えてくるんじゃなかろうか。そこで、今回の企画である。

普通の人は、市会議員とアクセスはしないと思う。選挙のときに顔を見る程度か。ぼくは市役所まで往復100キロなので、役所に用事がある時には、市会議員のいろいろな党派の控室に寄ることがある。大した用事がなくても雑談してくるが。
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さて、ぼくの後輩に市会議員がいる。
新潟の長岡市で、26歳で初当選。地盤・看板・カバンなく立候補したのだった。そして、いまや6期目の現職。46歳。
議員を20年もやっていてまだ40代ってことだ。

出会いのきっかけは、ぼくが国士舘大学の新聞制作の仕事をしていたとき、課長から国際ボランティアの相談を受けた時だった。国士舘大学は学生の夢を支援する大学」として広報したかった。その一環として、海外で学生ボランティア活動したいという。
知り合いのお坊さん(BAC仏教救援センターの伊藤佳通さん:日蓮宗)に聞いてみた。「いまラオスに108校の学校建設する。一緒に学生が学校づくりに関わるのはどうか」という提案。で、すんなりきまった。

ラオスの学校づくりも数校が実現していった。その次に大学から「今度はインドはどうですか?」と聞かれた。ぼくはインドに10回以上の旅をしていたので、「じゃあ、南インドアンマー(マータ・アムリターナンダマイー)という聖者のボランティア活動につなげてみましょうか」ということになった。南インドケララ者州)に出かけてアンマーに伝えて、了解を頂いた。

あとはアシュラムのスワミ(お坊さん)たちがすべて段取り。
それで、40人学生が南インドに行く。そこの島で貧しい人のための家づくりの活動をすることになった。
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学生たちはいきなりムンバイにつくなり、壇上に上がらされた。なにしろインド人が2万人である。インド人の燃える宗教心の熱風・怒涛。学生はまったく異次元体験で驚いたことだろう。

家を作ったり孤児院を慰問したり、毎夕には、大勢の村人とインドの祈りと歌(バジャン)を歌った。日本人を見るのも初めて、村人はみんなやってきた。ものすごい数のインド人。

桑原さんは、その学生たちのリーダーをしていた。彼と現場で試行錯誤しながら活動したのは楽しかった。
彼とは長いこと、やりとりがなかったがFacebookで見つけた。新潟の長岡市で政治家になっていた。それで、政治家の仕事について語ってもらおうということになったわけだ。
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いつものように流れで行う。ぼくがインタビューする形で話してもらおうか。まあ、参加者次第で、いかようにも展開していくけれど、大体の骨子はこんな感じかな。

①市会議員の仕事? 市民にとって市会議員って役に立つのか。どうやって、なにを相談したらいいのか。
②縦割り規則ばかりで動かない地方自治体に、どうやって働きかけたらいいのか。
③子どもの不登校問題。第三の居場所つくり。そのあたりの方向性は。
④役人の天下りの構造について。
国士舘の思い出。ラオスやインドのボランティアのこと。イビューサ(IVUSA:NPO法人国際ボランティア学生協会)の理事をしているので、その活動について。