過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

一つの局面を掘り下げていけば、とっても深い人生の真実に踏み込んでいける

一週間がまたたく間に過ぎる。そして、休日もまたたく間に過ぎる。今年も、もう半年過ぎる。この速さにびっくり。
その背景は、ひとつは歳を重ねたこと。子供の頃の一年は、冒険物語のようだった。いまは、あっという間に過ぎる。束になって時が過ぎていく。
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ひとつは、ルーチン(習慣的、定型的、日課、定常処理)の仕事していることもある。
なにしろフリーランスで生きてきた人生が、30年余だからね。きちんとした時間からきちんとした時間まで、まともに働くというのは、してこなかった。
いまは、疲れていようが元気であろうか、気分が乗っても乗らなくても、調子が良くても悪くても、決められたことをちゃんとやるという暮らし。
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これは窮屈に感じるけれど、ルーティンに乗っかってしまえば、体がそれに対応していくので、ラクではある。
フリーランスのときは、好きな時に仕事して、適当に旅に出て、しかし、締切になると必死で頑張るという暮らし。本が売れれば儲かるけれど、売れなければまったくダメ。先の見通しの安定性のない暮らしだった。それはそれで気楽。
だから、好きな時にインドでかけたり、いくときには、三ヶ月くらい旅していたり。もう、そういう人生はない!ということにした。
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まあ、いまここでやらなくちゃならないことが山ほどある。日々の暮らしのなかに、ドラマがたくさんある。
どこかに行かなくても、一つの局面を掘り下げていけば、とっても深い人生の真実に踏み込んでいける。そうおもっている。