過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

サーカスを観に行った。アクロバットパフォーマンスでフェリーニの映画『道化師』とはずいぶんちがう

サーカスを観に行った。割引券をもらったので、みんなで出かけた。一人800円だった。

サーカスのイメージというと、大きなテント。『美しき天然』の音楽。美女の曲馬。ライオンの火の輪くぐり。小人とピエロ。空中ブランコ。いわば見世物小屋フェデリコ・フェリーニの映画『道化師』のイメージ。

ところが、このハッピードリームサーカスちがっていた。ロック調の大音響とともに、目まぐるしい速度で展開する。身体的曲芸、アクロバットパフォーマンス。バイクやクルマの高速回転。まるで、ラスベガスのような雰囲気であった。ピエロじゃなくて、客いじりで笑いを取る。それが、なかなか愉快。あかりも、空中に回転する乗り物を体験していた。

まあ、いつも過疎の山里にいるので、たまに町に出ると、あちこちに店があり、会社がたくさんある。経営するって、たいへんだろうなあ、たいしたものだなあと、いろいろと思いを巡らす。

とくに、こういう興行をみると、どれくらい人件費がかかるんだろう。テントで覆われたアリーナを運んできて、組み立てて解体する。その作業費って、どれくらいかかかるんだろう。続けていくって、たいへんだろうなあと思ったり。