過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

インドと日本の交流のイベント・出版の企画書

今朝考えた。インドと日本の交流のイベント・出版の企画書。「東アジア文化都市2023」。採択されれば、動き出す。採択されなくても、ZOOMで開催。
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〈概要〉日本在住のインド人女性による、インド文化(哲学、死生観、宗教、暮らし方)を講演する(2回)。ZOOMでも連続講座(語り合い)を開催(5回)。それをもとに、100ページ程度の冊子を作成し発刊する(500部)。
また、サリーの着方、インドスイーツのつくり方などのワークショップの開催(1回)。さらに、インドの古典音楽、シタールの演奏会も開催する(1回)。
会場は、浜松市磐田市袋井市の文化センター(鴨江アートセンター)や寺院(浜松の鴨江寺、磐田の醫王寺、袋井の油山寺)などで行う(寺院については、採択され次第、交渉)。
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〈背景〉
①日本の文化の底流には、6世紀に伝わった仏教がある。仏教は、インド~中国~朝鮮~日本と伝播した。仏教はそれまでの古来の神道とも調和し、神仏和合して鎮護国家の教えとなる。
そして鎌倉仏教においては、個人の救済の教えとなっていった。やがて外来の仏教は和の文化のひとつの大きな源泉となっていく。
②もともとブッダの教えは「生きている人のためのもの」であった。死者の供養のためのものではない。
しかし、江戸時代の寺請制度の枠組みから、儀式や権威、伝統の重圧で本来の教えとは離れていく。「葬式仏教」「観光仏教」と言われるゆえんである。
③また、仏教の伝来とともにインドの神々たちも、ともにやってきた。弁天さん、金毘羅さん、帝釈天、大黒さん、毘沙門天など。仏教のほとんどの守護神は、もとはインドの神々である。日本人に馴染みの神様たちがインド由来ということを知らない人は多い。
④そもそもブッダの教え、大乗仏教の教えには、インド人のものの考え方が土壌にある。難解にみえる仏教の教えでも、インド人の哲学的な思考から教えてもらうと、本質がとてもわかりやすいのだ。
⑤そこで、インドの女性に日本仏教の特質を踏まえて、インドのものの考え方、哲学、死生観などを語ってもらう(寺院や文化センターで講演会)。さらにはZOOMで連続講座を開催する(5回程度)。
⑥講演と参加者とのやりとりを本にして、冊子(四六判100ページ 500部)にして発刊する。
⑦さらにはサリーの着方教室、インドスイーツの作り方などのワークショップも開催する。(場所は、浜松市天竜区の旧介護施設「みんなの家」)
⑧インドの古典音楽でもっとも高度といわれるシタールの演奏会を開催する。(会場は、寺院、鴨江アートセンター、みんなの家を予定)
⑨広報は、チラシを作成して配布。ホームページ、SNSを通して発信していく。
⑩これらのことで、インドと日本の文化の交流、日本人の海外理解がすすむ。日本の文化をインドにも紹介していく契機となっていく。