過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

廃校などを、コ・ワーキングスペースに活用できる。子育て中の家族なら、子どもたちがワイワイ集まって

編集と執筆の仕事をしている。本が売れないと出版社は嘆く。月刊誌、週刊誌も次々と休刊(つまり廃刊)に追い込まれる。まったくの構造不況業種となった。

ネットの影響だ。FacebookInstagramTwitterなどで、役に立つ情報、面白い情報は入手できる。ほんとにお金を出して買いたいという本しか売れない。そして、そもそも書店が町から消えていく。
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ただ、漫画と文章の合わさったような本、ラノベライトノベル)は、そこそこ売れているようだ。

テレビなど僕の中ではもう論外。押し入れにしまってもう10年。効率よく多面的で有益な情報は、YouTubeで手に入るから。

先日、東京に行ったとき、スマホの前で、100%のパフォーマンスしている若者たちたちを見た。YouTubeで発信しているのだろう。自分が放送局の発信基地になれるわけだ。
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月刊誌が売れなくなって、映像と組み合わせて情報発信する時代になってきている。

昨日、動画の編集の仕事を始めた方から声がかかって出かけてみた。春野の廃校を生かして仕事していた。いまトライアル中。

本人は、東京からやってきていた。この廃校は母校だという。春野はあそぶところは、なにもないので、校庭などでキャンプしながら仕事そのものに集中できるという。

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こうして廃校などを、コ・ワーキングスペースに活用できる。子育て中の家族なら、子どもたちがワイワイ集まって校庭や他の教室で遊べる。そんな仲間がたくさん現れたら面白い。フリースクールだって可能だろう。

親は、仕事しながらやりとりできる。そんな使い方もできそうだ。なにしろ、森の中の学校だから気持ちがいい。可能性はたくさんありそう。