過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2023-01-01から1年間の記事一覧

おとうちゃん、ドラム缶風呂を沸かしてよ

「おとうちゃん、ドラム缶風呂を沸かしてよ」──こんな朝っぱらからお風呂はいるの? 寒くて嫌だなあ。「昨日、約束したじゃん。はやく沸かして」しかたなく、薪を集めて燃やし始めた。──あかり、手伝うんだよ。ほら、団扇をあおいで。応援するんだ。「なにを…

日々、修行。修行のポイントは、一つ一つに執着しないことかなあ。

人生は短い。いつ突然、この世から去るかもしれないし。やれることはやっておく。「継続は力なり」。たしかにそのとおりだけど、ぼくはひらめきと縁で動くだけ。ひとつ終わると完了。そして次の企画がやってくる。人と人がつながればそこからいろいろと起き…

べてに「自分」を入れない生き方をしてみめ 道元の現成公案から

スマナサーラ長老の本作り(道元の「現成公案」をよむ)をしているのだが、そのことが機縁で実践していることがある。これが、なかなかうまいこといきそうなのだ。それは、「自我を入れないで行動する」こと。 自分がいる、自分がある。どんな瞬間でも自分が…

通訳をしたインド女性からみた日本のお坊さんたち

ひとり暮らしの友人が、来月一ヶ月間、インドに行く。心配なのが猫の世話。 当初、マヤ暦を研究しているカップルが住んでくれることになっていた。しかし、かたほうがコロナでダウン。その後遺症で無理ということになった。 やはり近所の方にお願いするのが…

ざっくりパレスチナ問題

第3次世界大戦の始まるという気がしている。もうウクライナの問題は、フェードアウトしている。 パレスチナの人から見たら、自分たちが長年暮らしてきた先祖代々の土地に、突然、異民族が侵略してくる。武力で土地を奪い、独立国を建てて、自分たちを追い出…

幼稚園児との出会い

ちかくのほたる公園で子どもたちの賑やかな声がする。幼稚園の野外遠足だ。 視察がてら、ランを連れて散歩に出てみる。すると、みんなが珍しそうに寄ってくる。目が生き生きとしてる。 「おおかみですか、わああ」(甲斐犬なので、山犬というか日本のオオカ…

民泊でやっていけるんじゃない?まずは一部屋だけ。そのうち一棟貸し

「民泊でやっていけるんじゃない?まずは一部屋だけ。そのうち一棟貸し」 JRの駅からクルマで5分 海まで10分。サイゼリヤやコンビニ、スーパーも近く。 プライバシーの守れるスペース。フローリングにしたばかり。5〜6部屋ある。とても清潔。無駄なものは…

「すぎのこ教室」。稲刈り体験。二俣の街を案内。

あかりの「すぎのこ教室」。体験は2日目。一斉授業はない。各自が好きなことを集中してく学ぶ。異能な子どもたちがたくさんいそう。 だだ送迎には、時間がかかる。往復で2時間。まあしかし、そこは親子の会話の機会として意味があると思っている。 クルマで…

ドラム缶風呂と将棋

「おとうちゃん。寒いね。ドラム缶風呂に入ろうよ」 ──もう疲れたし、寒いし、いやだなあ。それにお風呂はすぐには沸かないんだよ。 「わかってるよ。だから、焚き火して温まっていればいいじゃん」 ──う〜ん。焚き火ねえ。あかりが団扇であおいでくれるなら…

自分の信ずる神しか認めない、他は邪悪のものとして許さない。軽蔑し憎悪する。

イスラエルは、パレスチナの過激派組織「ハマス」による奇襲攻撃を受け宣戦布告した(2023年10月8日に)。イランはハマスのロケット弾をサポートした模様。 トルコも反イスラエルで、イラク北部での軍事作戦の継続を発表した。イスラエルの側に付くのは、ア…

縁が起きたら動くだけだから。準備、段取りなし。閃きと縁と流れだけ。

「おとうちゃん、足が痛いよう。さすって」夜中にあかりが叫んで泣く。熱は39℃を超えている。足を擦り続けた。 これは新型コロナ禍なあ。まあ、昨年の例でいうと、翌日にはケロッと治っている。けれども、次には親たちがかかる。そうなると一ヶ月くらい、咳…

水面が光る。水面が振動して光を反射する。

ただながめているだけで、まことに心が平和になる。水面が光る。水面が振動して光を反射する。水面の波動のゆらぎとキラめき。せせらぎ(瀬の音)もいい。水に石を投げ入れる。波ができ、反射光線がぼわあーっと広がって輪を作る。阿多古川はいいなあ。

すごい勢いで全国で廃校が増えている。その活用を検討している。

すごい勢いで全国で廃校が増えている。 文部科学省の調査によると、平成14年度から令和2年度までの廃校の延べ数は8,580校で、このうち、校舎が現存している施設は7,398校。少子化の影響により、毎年平均約470校程度、廃校が発生している。 ▽なにしろ子どもが…

「国家」てなんなのだ。これがなかなか難しい。

「国家」てなんなのだ。これがなかなか難しい。「国家」はこういう力を持っている。①お金を製造して発行できる(いまは金本位制ではなくて管理通貨制度)②制度、規則をつくれる(罰則を設けることで、人々を管理できる)③暴力装置をもつ(軍隊や警察に代表さ…

火遊びほど楽しく感動的なことはない。

火遊びほど楽しく感動的なことはない。親子連れで遊びに来てくれるのはありがたい。子どもたちは、一緒に食事したり工作したり分解したり石を割ったり。とにかく、なにか工夫して見つけて遊びだす。そして、なんといっても火遊びが楽しい。火をつけるのも、…

そばを流れる阿多古川があまりに美しくて、おもわず泳いでしまったよ。鮎がたくさんいた。

「すぎのこ教室」の体験一日目。校庭のそばを流れる阿多古川があまりに美しくて、おとうちゃんとあかりは、おもわず泳いでしまったよ。鮎がたくさんいた。水はすごくつめたかったけれど、芯からスキッとした。こんどは、ここでSUPするかな。大木の下のブラン…

あかりが教室にいるとき、おとうちゃんはどうすごすか。阿多古川でざぶんと禊、瞑想と太極拳。そして、SUPかカヤックで川下りかな。

「すぎのこ教室」(下阿多古中学校の廃校の活用)に、通いそうな予感はする。行く、行かないはあかりが自分で決める生徒10人くらいに先生が3人、いろいろみてくれるのでありがたい。各自、学習するのは自由だ。パソコンプログラムづくりの小学生、緻密なイラ…

こんな楽しい学校あるなんて、もっと早く知っていればなぁ。おとうちゃんは、こんな学校に行きたかったぞ。

こんな楽しい学校あるなんて、もっと早く知っていればなぁ。おとうちゃんだって、子供の頃、こんな学校に行きたかったぞ。 ▽学校とか行政は、不登校の子どもがいたら、「通わせる」の方向だけじゃなくて、積極的にいろいろな選択肢があることを伝えればとい…

古墳跡の土地 100坪1万円でもやめといた

「悪いことは言わん。それはやめときな。金をもらっても無意味な物件だ」土木の専門家のYさんの意見だった。 袋井の愛野駅から徒歩10分、見晴らしのいい斜面。100坪。「任意売却で10万円」という情報を得た。農地のため農家資格が必要で、斜面。 自分は農…

あかりと毎日、将棋

「おとうちゃん、将棋やろう」あかりが言うので、毎日、6局は指している。こちらは手加減しないので、ものの10分で勝負はついてしまうけど。 でも、ここへきてメキメキと上達してきた。 「ここに打つと飛車が効いているから、これならどうだ」「棒銀で攻めよ…

離婚しようとしている人、離婚しそうな人、離婚した人、近ごろ、そういう人が周りに増えてきている。

離婚しようとしている人、離婚しそうな人、離婚した人、近ごろ、そういう人が周りに増えてきている。 うちはたぶん大丈夫だけど、みんないろいろたいへんなんだろなあ。そして「子はかすがい」とはよく言ったものだ。 ぼくの友人のケース。ほんとにみんなそ…

日本の物流はもうやばいですよ、と

ヤマトさんが宅配便を届けに来てくれたので聞いてみた。 ───こんど、日本郵便と業務提携するんでしょ。どうなるんですか。 「細かいものが多くて、ぼくらは忙しくてもまわりきれないんですよ。現場はもう手一杯で限界です。日本郵便さんし、よく受けたと思い…

きょうはメーダ・ミチカ(Medha Michika)さんとのいちりん楽座(GoogleMeet)。13時から。参加ご自由。ゲスト:メーダ・ミチカ(Medha Michika)さん池谷がインタビューしながら進めていく。参加無料 どなたでも。下記をクリックするだけで参加できる。ただ…

ベトナムの人たちに栗拾いにきていただいた

ベトナムの天恩寺とのおつきあいで、ベトナムの人たちに栗拾いにきていただいた。みなさん、はじめての経験で楽しそうだった。うちには50本くらいの栗の木があるのだが、いつも余裕がなくて、拾わずに放置していることが多かった。栗ももう今週でおわりかな…

もう国籍関係なし。年齢も関係なし。 子どもを中心にした集い、子どもが躍動する集い、

「帰るよ」というときに、遊びが盛り上がる。いつものことだが。「もう9時だよ。明日も早いから帰るよ」そう言っても、まったく聞かないんだなあ、これが。でも、とにかく楽しそう。砂に模様を描いて創作の世界にひたっている。まあ、それはそれでいいこと…

少年が突然、じゃーんとヴァイオリンを披露

少年が突然、じゃーんとヴァイオリンを披露。まだ習いだして2年半くらいだという。ええー!ほんとう、すごいなあ。このいきいきとした目の輝き。楽しそうな表情。いっさい打ち合わせなし。突然、はじまった。暗闇のなか焚き火に、少年のヴァイオリンの響き。…

森町の子育てサポート体制

森町の役場に用事があったので、あかりを40分くらい待たせなくちゃいけない。それで、役場の近くの児童館に寄ってみた。乳幼児から小学生まで10人くらいが遊んでいた。スタッフも3人いて目が届く。子どもたちはゲームしたり、足漕ぎの車に乗ったりして、自…

これからは秋祭のシーズン

これからは秋祭のシーズンだ。「村の鎮守(ちんじゅ)の 神様の 今日はめでたい 御祭日(おまつりび) ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 朝から聞こえる 笛太鼓」(「村まつり」)これは、1912年(明治45年)に刊行された小学校向け…

子育てはいわば先祖供養とも思っている

毎週木曜日はキックボクシングだ。その送り迎えのときの、あかり会話。 「ねえ、おとうちゃん。おとうちゃんが7つか8つの頃、あかりみたいにキックボクシングとか、川下りのカヤックとか、将棋とかやりたかった?」 ──うん。やりたかったなあ。でも、その頃…

仕事に集中しようというとき、あかりがやってくる

仕事は集中するまで時間がかかる。気持ちを高めていき、「さあやるぞ」とモチベーションを上げてゆき「よし!勢いがついてきた」。------というときに、あかりがやって来る。 「ねえ、おとうちゃん」と、膝に乗ってくる。──ええい、うるさい。邪魔だから、あ…