過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

これからは秋祭のシーズン

これからは秋祭のシーズンだ。
「村の鎮守(ちんじゅ)の 神様の 今日はめでたい 御祭日(おまつりび)  ドンドンヒャララ ドンヒャララ ドンドンヒャララ ドンヒャララ 朝から聞こえる 笛太鼓」(「村まつり」)
これは、1912年(明治45年)に刊行された小学校向け音楽教科書「尋常小学唱歌」に掲載された動揺だ。作詞者は不明、作曲は南能衛。
デイではよく歌っていたけれど、いまの子どもたちは知らない歌だろうな。
そもそも「村の鎮守の神様」というものが、なくなってしまったているし、祭りは形骸化して、内輪だけで盛り上がり他所の人達は眼中にない。男たちは酔っ払って馬鹿騒ぎというイメージがある。
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袋井と森町役場に用事があり、買い物をしていたら祭りの屋台に2つ出会った。昼間は袋井の屋台(画像)に。
森町でいろいろ買い物をしていたら、あたりは暗くなってきた。
その帰り道、祭提灯の明るい屋台に出会った。真っ暗な村道をジグザグに揺らして屋台は動いている。森町の三倉のあたりの屋台(神明社)。
車を止めて見ていた。誘導している青年に声をかけた。
──ここに停めても邪魔になりませんか。
「ああ、いいよ。そのかわり屋台がぶつかっても、責任はもたんけどね(笑 」
なかなか威勢がよい。
──はあ、じゃあ見させてくださいね。それにしても、威勢がいいですね。
「はい。ぼくらは、小さな集落なんで、せめて心意気だけは思いきりやろうと思います。ありがとうございます。あ、クルマは注意しますので、傷つけるようなことはしません(笑 」
はきはきして、気持ちがいい。子どもたちも綱を引っ張る。
「とってもいい人だったね。こんな祭りだったら、一緒に参加したいなあ」
あかりが言っていた。