過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山里のなりわい

(続き)インドネシア問題の進捗。

(続き)インドネシア問題の進捗。なにごとも、事実が大切。そこで市役所に聞いた。①補助事業の具体的な名前②補助事業の内容③その施設の「所有者」は誰か④いつ交付決定通知があったのか⑤交付の条件はなんなのか⑥交付決定部局はどこかそれに対する回答をもら…

一般社団法人 あかりってのは、どう?

「一般社団法人 あかりってのは、どう?」「だめー、それはだめー」。 「じゃあ、どういうのがいいの?」「あかり幼稚園! あかりは幼稚園が楽しい。お父ちゃんのサッカーは楽しくない」 という回答だった。 文脈がバラバラだ。あかりが言いたいのは、幼稚園…

補助事業でつくられた施設は、第三者に転貸できないことが多く

補助事業でつくられた施設は、第三者に転貸できないことが多い。貸すほうが、行政の承認を得ていたら問題ではないのだが。ところが、貸す当事者も知らず、うっかり貸してしまったとき、あとでトラブルになる。借りて稼働してしまったほうは、被害が生じる。…

インドネシア家族が山奥の集落でハラール食品加工について、稼働する段になって、行政からストップになった件。その続編。

イインドネシア家族が山奥の集落でハラール食品加工について、稼働する段になって、行政からストップになった件。その続編。役所の姿勢は、助成事業で作られた施設だから、「転貸するのは規定違反だからダメ」という。そして、「規定違反をしたら、補助金を…

シカが撃たれた

ズダーン、ズドーンと二発の銃声が山に響きわたる。シカが撃たれたのだ。いまは猟期。昨日も一頭、撃たれたのを見た。今日も一頭。 猟師は、猟犬を使う。犬は森のなかでシカの匂いを嗅ぐ。吠えつづけて追っていく。シカは必死で逃げる。逃げる。イヌは、吠え…

インドネシアの家族の取材申し込み

インドネシアの家族が、山奥の集落でハラール食品を製造するということは、すでに「東洋経済」で取り上げてもらった。きょうは、テレビ東京から取材の申込み。池上彰の特番(2時間)のなかで取り上げたいということであった。あかりを三輪車に乗せて河原を散…

ニホンミツバチの巣箱

ニホンミツバチの巣箱を置かせてほしいというKさん来訪。落札した物件の倉庫の角地に一つ置くようにした。 ニホンミツバチは、ほとんど絶滅危惧種だが、もしかして春野のこの地で蜂蜜がとれるかもしれない。セイヨウミツバチの蜜よりも遥かに美味しいという…

ミツマタが現れた

ミツマタは、いまが咲き頃。きのう見つけたミツマタ。インドネシアの方たちの空き家探しで訪ねた。万瀬の山奥に咲いていた。いい香りもする。 山林地主に聞くと、伐採した後に、突然、群生地が現れたという。もともとかつて、栽培されていたのかもしれない。…

万瀬の集落とインドネシア家族、ハラール加工所の契約に

磐田市万瀬の集落とインドネシア家族が、ハラール(イスラム食)の食品加工場の契約を結ぶ。これでひとつ、節が完了。船出が始まった。「神社・寺・教会カフェ」の企画の過程で、イスラムについても学びたいと思った。それで、沖縄のインドネシアのムスリム…

東洋経済の取材記事

ハラール食品(イスラムの教えに従ったもの)製造の拠点に、インドネシア人の家族が限界集落にやってくる。東洋経済が取材してくれた。3月9日(土)10時から、万瀬の「ぼうらや」で正式契約書に調印する。いま、池谷がそれを作成中。 ビジョンとしては、記事…

経営不振の会社のサポート:税務について。その②

経営不振の会社のサポート:税務について、教えていただきたい。その②公益性のある経営不振の会社のサポートを、友人と関わろうとしている。そこは赤字続きである。船出したいところだが、錨が重すぎて上がらない。「火中の栗を拾う」つもりが「火だるま」「…

インドネシアの人たちと村人との交流会

元日本兵とインドネシア人の妻。この写真を見ると、なんだか泣けてくる。彼の名は村上金五郎。宮城県仙台の出身だ。若くして南方戦線に行った。敗戦になっても日本に帰らず、インドネシア独立運動で戦った。やがて村の娘と結婚し子供をもうけた。そして、イ…

ハラール食品加工のために、過疎の山奥の村人とインドネシア人の家族7名との交流会

ハラール食品加工所のために、過疎の山奥の村人とインドネシア人の家族7名の交流会を企画している(沖縄の長男は、ネットで参加)。うまくいけば、若い力が山里に移住してくる。BS放送、朝日、静岡新聞が取材してくれることとなっている。事前に、ZOOMでやり…

経営不振の会社がある。助けてほしいというサインがあった

税務に詳しい人がいたら、教えていただきたい。------------------経営不振の会社がある。助けてほしいというサインがあった。で、そこのサポートを友人と関わろうとしている。その会社は赤字続きである。スタッフの充実、新規顧客の開拓など、課題は盛りだ…

3月1日(金)の11時から語り合い開始

解体7日目。更地にした。地主にも見てもらい了解を頂いた。これにて完了。ただ、廃材の分別の仕事は残っている。こちらは、別の場でゆっくりと処分していく。150年前の柱などを使って、茶室を作ろうかという計画もある。 そうして、廃材を使って火を焚いて語…

ZOOMで自由に語り合いを

今夜(2/23)、ZOOMで自由に語り合いをしたいと思います。21時〜22時。参加ご自由。 テーマ:山里で仕事をつくる デイサービス、訪問介護、空き家の解体。「山里をみとる・おくる」ことが、仕事になるのかどうか。 あわせて、空き家の実態。田舎暮らしの失敗…

ついに屋根を崩した

解体の4日目。敦盛を舞ってもらった。その後、ついに屋根を崩した。重機を使わず。かけやで打つとどどどー崩れた。またその物語は、後ほど。撮影:原崎君。写っているのは前田君。

空き家解体のスケジュール

空き家解体。重機を使わずに、手ばらしで解体している。すでに3日間で、屋根まで外して骨組だけとなった。 来週は、ヤマ場。2/19(火)と2/21(木)と2/22(金)の3日間。2/19は、ペルー人が4トンのユニックを持ってきて、屋根を釣り上げる。そして、梁と…

ネット通話、電子会議のこころみ

ネット通話、電子会議は、SkypeからZOOMにシフトした。顔を見ながら会議ができる。最大50人でもいける。ま、そんな大人数になったら収集つかなくなるが、講座や講演会みたいな感じでもいける。 今夜は、春野─浜松のまちなか─名古屋をむすんでの会議をやって…

焦りと不安と絶望の暗黒の道に入り込むことがある

今夜は新月。山道は街灯などない。山道をクルマで走る、走る、走る。だが、いつまでたっても目的の場所にたどり着かない。おかしいなぁ。おかしいなぁ。この先か、きっとこの先だろう。しかし、山道はどんどんと坂になっていく。曲がりくねった道なので事故…

超宗教・超宗派、国籍・民族を越えて、交流していく道を開いていく流れづくり

インドネシアの家族4名を案内した。彼らはイスラムの教えに従った「ハラール」表示の食品加工場と、住まいのための土地と施設を探している。山里には使われなくなった公共施設や、地主が高齢化して処分したい物件など、たくさんある。 そして出会ったのが、…

「空き家解体作業」のスタートは、2/6の8時に変更

2/1に予定していた、「空き家解体作業」のスタートは、2/6の8時に変更になりました。 家主がはるばる神奈川からくるのですが、雪が降りそうなので、安全をみて延期にしました。 当日は、みんなで土地の霊に対しての感謝と安全祈願を祈念。みんなで祝詞(のり…

低収入でも安定して稼げる道があれば、山里暮らしは魅力的

山里の暮らしはたいへん。仕事がない、いろいろと不便。だが、低収入でも安定して稼げる道があれば、山里暮らしは魅力的ではある。 山里は高齢化が進む。出会うのはほとんどお年寄り。若い人を見かけない。高齢化が進むということは、見方を変えれば、デイサ…

「収益につながる山里の会議」を定期的に開催していきたい

山里がますます過疎化していく。人が住まない最大の理由は、仕事がない、働き口がないからだ。 空き家があれば、住むことはできる。でも、現金収入がなければ、暮らしていけない(預貯金の余裕があったり、年金がちゃんと入れば、暮らしやすいかもしれないが…

インドネシア人の家族を案内、そして中国人から法輪功を

こんな山里に暮らしていても、動きは国際的な流れが起きている。一昨日は、インドネシア人の家族4人を山里の空き家と食品加工所を案内した。ハラールに関わる食品を製造することに。きょうは、中国人の方が、藤枝からバイクで2時間余もかけて来られて、「…

ZOOMを3日間、試す。異質で多彩な人同士の出会いが起きていく。

ZOOMを3日間、試してみたが、とても使い勝手がいい。猟師、チベット体操インストラクター、ドローンによる地質調査の方、知的障害者施設長、縄文と超古代史研究家など、日々、多彩だ。 昨夜は、看護師のOさん(浜松市内)と、インドネシア友人Dさん(沖縄…

ハラールのための加工所と住まいを探している

インドネシアの親友から、相談があった。住まい兼食品加工場を山里に探したいという。 ハラール(حلال)のための食品加工場だ。ハラールとは、イスラム法上で食べることが許されている食材や料理を指す。食品だけでなく、行動にも関わるという。 食について…

家の解体スタートに向けて

空き家ばかりの山里。壊すという仕事がこれから、次々とでてくると思う。壊すのに費用がかかる。住んでもらえば、ノシをつけて家をタダで差し上げる。そう言っても、ほしいという人は現れなかった。結局、解体することになった。家主、隣家のご夫婦、地元の…

「自給自足の暮らし」について

自由に気楽に、田舎暮らしについて語る場として、「田舎暮らし雑談会」を定期的に開催している(主催:NPO法人楽舎)。会場は、浜松市中区の県居(あがたい)協働センターの和室など。駅からバスで8分と近い。12月のテーマは。「自給自足の暮らし」について。…

「田舎暮らし雑談会」と「哲学 仏教 生き方講座」の開催

「田舎暮らし雑談会」と「哲学 仏教 生き方講座」の開催日時︰12月1日(土) 13時〜15時 田舎暮らし雑談会(松尾俊一 講師) 16時〜18時 哲学 仏教 生き方講座(長野貴晃 講師) 途中参加、入退出ご自由会場︰県居(あがたい)協働センター和室 浜松市中区東…