過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ネット通話、電子会議のこころみ

ネット通話、電子会議は、SkypeからZOOMにシフトした。顔を見ながら会議ができる。最大50人でもいける。ま、そんな大人数になったら収集つかなくなるが、講座や講演会みたいな感じでもいける。

今夜は、春野─浜松のまちなか─名古屋をむすんでの会議をやってみた。一人はパソコンのマイクがないので、ケータイ電話で参加(スピーカ機能)。
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経営に行き詰まりを感じていると、その経営に乗り出して「火中の栗」を拾うという人、そして病で動けない人、そしてぼくの4人での会議だった。ネットでの会議なので、各自が家に居ながらでいい。

足を運ぶ。顔合わせする。それが、いいのは当然だ。しかし、それぞれあまりに遠い。時間がない。ひとりは病で動けない。ということで、ネットでやりとりとなった。

声だけの会議とした。だが、リアルタイムでの語り合いなので、その場で疑問点、打開すべき方策、その具体論を語りあえる。その人の心意気、やる気度、たいへんさなども、声の響きで感じられる。
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なにか結論を出そうという会議ではない。リアルタイムで会議ができるという一つの実験でもあった。

プロジェクトを進めるにしても、人それぞれが「同床異夢」になりがちなので、リアリティを共有すること。

みんなで詰将棋を解いていくというか、このままだともう詰みそうだ、どう打開したらいいか、というやりとりである。
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ZOOMでの可能性をみていきたい。昨日は、市会議員のSさんが訪ねてくれたが、ZOOMで「浜松の中山間地の問題を考える」というようなテーマで不特定多数の人と、定例でやりとりしたらいい、と提案してみた。

「田舎暮らし相談会」を定期的にZOOMでやってみようかとも思っている。いろいろな講座も可能だ。「徹子の部屋」みたいに、次々とゲストと語り合いをしてもおもしろい。過疎地の山里に暮らしているので、こうしてネットを駆使していきながら試行錯誤である。