過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ZOOM楽座 ゲスト星川淳さん

あちこちでZOOM飲み会が盛ん。友人の編集者も。ぼくは昨日は、ZOOMで友人の作曲家と音楽療法などの語らい。遠隔地の友と、自由に語らいができる。そういう時代になった。 明日(4/19 14時〜)は、ZOOM楽座。ゲストは屋久島在の星川淳さん。「魂の螺旋ダンス…

かくれんぼにごっこ

あかりとお風呂でかくれんぼ。 「おとうちゃん、かぞえて。もういいよ、というまで」 ──はいよ。いち、に、さん、しー、ごー。もういいかい? 「まあだだよ」 ───ろく、しち、はち、……。もういいかい。? 「もういいよ」。 なにしろ風呂場だから、隠れるとこ…

「棺桶」で「龕」(がん)とよぶ

本堂には、漆で塗られた神輿(みこし)のようなものがあった。屋根の上には、金の鳳凰がついていた。 「これはいったい何ですか」と聞くと。 「棺桶」だという。 「龕」(がん)とよぶのだそうな。 ------------------ かつての棺桶は寝棺でなく、座棺だった…

空き家の活用の道

利用者さんの迎えに行く時、近くの山里を経由すると、空き家ばかりが目につく。空き家は、まったくの負の遺産だ。寂れと衰退と終焉の感じが漂う。 ----------------- このコロナウィルス時代は、収束まで、一年も二年も続くという予測もある。いつ収束するの…

パンデミックの現実と、どうダンスするか

①「パンデミックは起きている。さらに起きる」。 感染者数は、いまの10倍か100倍か。わからない。日本の検査の拒否率は90〜98%なので、感染者数は把握できていない。さらには、「死因」など検査しないので、致死率も定かではない。肺炎の死者の中に、コロナ…

山里でも、いま起きている世界を知る手がかり、足がかり

こんな山里にあっても、いま起きている世界を知る手がかり、足がかりはある。ということで、事実の記録として発信。 ①「テレワークが起きている」。 利用者さんを家まで送ると、都会に暮らしているはずの息子が出てきた。「あれれ、どうしているの?」「会社…

毎日、毎日、野草が施設にやってくる

本日も、利用者さんの迎え。ついでにちょっと足を伸ばす。ぽつんと一軒家のようなところもある。 途中で、歩いている地元のお年寄りと立ち話。「おや、ひさしぶり」。「なんと、何十年ぶりかねえ」と、利用者さんたちとの語らいに話が弾む。 野草を摘んでく…

花のイメージの誘導瞑想

昨夜の「ZOOM楽座」での、サイコシンセシスのワークは、岩崎正春さんによるマンダラ・イメージワークだった。 10名ほどの参加者があり、それぞれイメージした宇宙をシェアした。統合とまではいかなかったが、それぞれのイメージの豊かさが味わい深かった。…

童謡、唱歌、抒情歌、戦前の歌謡曲の歌詞を作る

デイの施設で、いつもたくさん歌う。童謡、唱歌、抒情歌、戦前の歌謡曲。「蘇州夜曲」とか「鈴懸の道」「白い花の咲くころ」とか、名曲がおおい。 それらの歌集を作ろうとしたが、利用者さんごとに作るのは大変。それで、模造紙大に歌詞を拡大印刷する。A3…

太陽のコロナと摩利支天

コロナウィルス。なぜ、コロナというのか。ウイルスの表面からたくさんの突起が出ていて、それが太陽のコロナに似ていることからその名が付けられたようだ。しかし、レストラン・コロナとか、コロナ食堂とか、ガス器具会社のコロナとか、あるいは「ころな」…

ちゃんとしつけないとなあ

「お腹がへったー」とさわぐので、塩むすびを4つ作った。 その4つのおむすびを、一口ずつ食べては、平らに均して犬食いが始まった。子 どもはすべてが遊びにしてしまうんだけど、ちゃんとしつけないとなあ……。

近くにいろいろと興味深いものが

ほんのすこし(クルマで10分以内)、足を伸ばすだけでいろいろと興味深いものがある。利用者さんの朝の迎えの際に、ちょっと寄る。利用者さんも、とても喜ぶ。 ①川のそばの葉桜。そして、杉をくり抜いた椅子。 ②半鐘。その台は、ちかくに通っていた森林鉄道…

それにしても、すこしずつ会話に参加できるようになってきた

妻:政治って、国民のためと言いながら、自分たちの利益誘導ばかりしているみたいね。 ぼく:背後にいるアメリカさんとか、外資に操られ支配されているみたいだね。日本の総理とか、たんなる傀儡(かいらい)に過ぎないのかもしれないよ。 それををくつがえ…

「ZOOM楽座」4月12日(日)は、マンダラワークショップ

「ZOOM楽座」 明日の4月12日(日)は、マンダラワークショップ。 朝の9時スタート、12時まで。 参加費:無料 ファシリテイター:岩崎政春さん。彦根と石垣島に暮らす。あまぬてらす針灸指圧治療院。神仙瞑想ヨガの会主宰京都精華大学、京都造形芸術大学で教…

「ZOOM楽座」科学コミュニケータの本田隆行さんをゲスト

「ZOOM楽座」科学コミュニケータの本田隆行さんをゲストを迎えます。 4月13日(月)12時半から13時半テーマ:「科学コミュニケーターは職業にできる?」ゲスト:本田隆行さん(科学コミュニケータ)参加費:無料 科学技術と社会を“つなぐ人”。神戸大学、同…

ZOOM楽座の案内

「ZOOM楽座」の案内。 リアルタイムミーティングとして、ZOOM楽座を毎日、開催している。いま試行錯誤段階。思いついたものを企画し、ためして、実践からいい道をさぐってゆく過程。 ZOOMは100人まで参加可能。一方的な講座ではなくて、双方向でやり取り・語…

これからどういう時代が来るのか

これからどういう時代が来るのか、考えてみた。これからどういう時代が来るのか、考えてみた。急な展開ではなくて、数年、10年、20年のスパンで見ているけど。 ①「経済の大停滞」。コロナ感染で死ぬ。その数は大したことがなくても、経済は大停滞。暮らしは…

コロナウィルスの感染状況

①「授業は行われず」。大学はオンライン授業。この山里でも、幼稚園も小中校も閉校となった。しかし、親が働いている子どもは、自主的な学童保育は受け入れる。給食はなく弁当。しかし、学童保育のほうが、密接度は高い。 ②「病院は面会謝絶」。病院や特養も…

天理教の教会を訪ねた

施設に友人がオカリナ演奏とチベット体操を教えに来てくれた。春野町に移住したいというので、利用者さんの家への送りのついでに、あちこちと空き家を案内する。 そのまたついでに、天理教の教会を訪ねた。空き家の情報を得るため。通りかかったので、ふとひ…

窓の外は、桜吹雪

毎日、歌詞を拡大して印刷。戦前・戦後の歌謡。童謡・唱歌・民謡。演歌。フォークなど。 「竹田の子守唄」と「五木の子守唄」を拡大印刷して、歌ってみた。これがまことに楽しい。 あかりは、ぼくのギター伴奏の横で、カホンの上に座ってタンバリンを叩いて…

オオカミの遠吠えワーク

多美恵さんが、オカリナの演奏と「ルジョン」というチベット体操を教えに来てくれた。 ピアノの伴奏で歌。そして、声と呼吸法。 イェーイと迫力の声をだすワーク。 身体は地の重心に、声は天に響かせるような感じで。低い声、高い声を出す。 狼の遠吠えもや…

ZOOM楽座 インドを語る 歌う 祈る集い

ZOOM楽座 インドの歌を歌っていたら元気になったので、今夜(4/6)は、インドについて語り合う集いを行います。 インドの歌をうたったり、唱えたり、論議したり。 日時:4月6日 21時〜23時(20時くらいから、ミーティングルームは開いています。) 参加方法…

満開のサクラとあかり

①愛想がいいなぁ。 この山里は桜が満開。堰堤を歩くと、花見の人があちこち。 あかりは、「こんにちわー」と歩く人に挨拶してた。通り去るクルマにも「さようならー」。タンポポを摘んで、初めて人にもプレゼントしてた。 ②口真似してた。 お父ちゃんが花見…

感染は、いつか大ブレーク。そのときでは、もう遅い。

都内で感染者が確認された数は、1日に100人を超える。4月5日は143人と。 これまで、都内で感染が確認された人は、累計で1,000人を超える。 しかし、あくまで検査した数が前提。PCR検査しなければ感染者は確認されない。 東京の人口と密集度を考えたら、こ…

ウィルス、生命系全体の利他的なツールとして、情報の交換と包摂に役立っている

福岡伸一のウィルスに対する洞察。「ウィルスは、遺伝情報を水平移動させる。ウィルスは、生命系全体の利他的なツールとして、情報の交換と包摂に役立っている」と。なるほど、そういう捉え方があるのか。 「福岡伸一の動的平衡」(朝日新聞2020年4月3日号)…

条件を見たら、またまたがっくり

1世帯30万円の現金支給。7日に閣議決定の見込み。 マスク2枚でがっくりきたものの、なかなか大したものだと思った。しかし、条件を見たら、またまたがっくり。 全国民に一律30万円とすれば、事務も簡素、迅速だと思うんだけどなあ。 ①住民税非課税世帯……ざ…

ZOOM(リアルタイムのテレコミュニケーション)が最強のツール

これからの時代、ZOOM(リアルタイムのテレコミュニケーション)が最強のツールと思う。 イノシシとシカばかりのこんな山里でも、集会は自粛。施設への慰問の演奏や手遊び歌の方たちも自粛。 学校は「オンライン授業」にならざるを得ない。東大はそうなった…

この世とお別れするかもしれないという心で歌うと

「死ぬのが怖くて、〈今日でお別れ〉を何度も聞いている」。 ───亡き友のFacebookのタイムラインに書かれてあった。 〈今日でお別れ〉は、作詞:なかにし礼 作曲:宇井あきら 歌:菅原洋一。歌は、菅原洋一よりも水原弘のほうが心に響いていたようだ。 その…

桜さんは、はずかしいって

施設の周りは桜が満開の幸せ空間。 そして、きょうは天気がとってもよかったので、布団を干した。 日に当たった布団は、ぬくぬくほんわりと膨れてきた。 あかりは、ベランダに出て、それをしばらく見てもどってきた。 「あのね。座布団とお花とおはなしして…

母の死とあかりの誕生

「ねえ、お父ちゃんのママが死んで、かなしかった?」 あかりが、突然、聞いてきた。 家に飾ってある遺影を見て、「この人はだれ?」とお母ちゃんに聞いた。「お父ちゃんのママだよ。もう死んだんだよ」。そのことで、思い当たったんだろう。 --------------…