過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

これからどういう時代が来るのか

これからどういう時代が来るのか、考えてみた。これからどういう時代が来るのか、考えてみた。急な展開ではなくて、数年、10年、20年のスパンで見ているけど。
 
①「経済の大停滞」。コロナ感染で死ぬ。その数は大したことがなくても、経済は大停滞。暮らしは成り立たなくなる。事業の倒産、連鎖倒産は増える。自らいのちを断たざるを得ない人が増えていく。
 
②「過疎地に人が分散」。仕事はなくなるのだから、現金収入の道が途絶える。首都圏の高い家賃など払えない。都会から田舎に戻る。住居費の安い過疎地に移住する。首都圏への一極集中が崩れて、過疎地に人が分散していく。
 
③「田舎で食いつなぐ道」。田舎では仕事はない。しかし、広い耕作放棄地がある。空き家がある。自家菜園でなんとか食いつないでいく。薪も水も豊富だ。山菜も取れる。今まで日の目を見なかった耕作放棄地、山林などが価値を持ってくる。
 
④「1億総引きこもり。ネットで繋がる」。リアルな集いというものはなくなり、1億総引きこもりと。しかし、人と人とのコミニケーションは必要。そこでオンラインでのやり取りがメインになる。ZOOMのようなツールができていく。
 
⑤「オンラインで学ぶ」。コンサートとかセミナーとか、講座というものは衰退し、オンライン教養講座、オンライン文化が盛んになる。学校の授業もオンラインとなる。
 
⑥「所属価値ではなくて、実質が問われる」。「どこの学校を出たのか」という学歴は意味がなくなってゆく。どのような学問を修得したのか、どういう論文を書いて認められたか。どのようなワザがあるのか、どんな役に立つのか。実質が問われる。それをアピールする力が試される。
 
⑦「循環型の経済に」。人類の相当数が減って、ゆるくゆったりとした生き方になるのかもしれない。江戸時代のような経済になっていかざるをえない。使い捨てはなくなる。循環型で過度な生産効率や売上志向ではない経済となる。
 
⑧「資本主義の終焉」。大きく言えば資本主義は終焉していく。終焉していかざるを得ない。
⑨「強権支配の政治」。では、次の時代に何が来るのか。この機に乗じて権力を集中して強権支配の政治力学が始まるか。国家社会主義のような、一元的な統治、言論の封圧時代が来るのかもしれない。
⑩「ベーシックインカム」。大転換の道としてベーシックインカムの流れが起きるかもしれない。たとえば、国民一人10万円の支給。赤ちゃんからお年寄りまで。過疎化・少子化は解消される。老後の不安はなくなるので、貯蓄しなくてもよい。すると、経済は循環する。
 
⑪「老人、弱者をどうサポートするか」。日本社会は老人は確実に増える。老人は弱る。介助と介護、看護は必要になる。そのニーズは確実に増える。そういった、弱者は切り捨てざるを得ないの。あるいは、弱者を互いにサポートし合える社会を作り上げられるか。そこが試される。
 
……利用者さんを迎えに行く車中で、胸ポケットに入れたiPhoneにむかって喋って、そのまま音声入力している。それをもとに編集。日々の楽しみ。