過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

桜さんは、はずかしいって

施設の周りは桜が満開の幸せ空間。
そして、きょうは天気がとってもよかったので、布団を干した。
日に当たった布団は、ぬくぬくほんわりと膨れてきた。
あかりは、ベランダに出て、それをしばらく見てもどってきた。
「あのね。座布団とお花とおはなししていたの」
──へええ。お話できたの。それは、すごいね。どんなこと言ってたの。
「きれいだねと言ったら、桜さんは、はずかしいって」
大人たちは、桜がきれいだ、すばらしいと感嘆するが、桜とお話するってことはまずない。干した布団と話をするということもないだろう。
さすがに、子どもの感覚。子育てというのは、子どもの心で物事を見る世界がある。そんなことを教えてもらえるってことでもあるなぁ。思うようにならないし、体力いるけど。
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