過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

満開のサクラとあかり

①愛想がいいなぁ。
この山里は桜が満開。堰堤を歩くと、花見の人があちこち。
あかりは、「こんにちわー」と歩く人に挨拶してた。通り去るクルマにも「さようならー」。タンポポを摘んで、初めて人にもプレゼントしてた。
 
②口真似してた。
お父ちゃんが花見の人に、「いいですねー」と声をかける。あかりも、「いいですねー」と口真似をして笑いを誘っていた。
 
途中、利用者さんに会ったので、「明日、お迎えに行きますよ。よろしくお願いしまーす」と別れると、あかりも「よろしくございまーす」と口真似。
 
③お父ちゃんのせいだ。
となりでYoutubeを見せていて、お母ちゃんと話していると、「ねえーー!」と、迷惑だという声をだす。「さっきから、がまんしているのにー」と。やがて、「お父ちゃんのせいだー」と叱られる。
 
④真剣な味だなあ。
「いただきます。ううん。これは、さっきより真剣な味だなあ」とお母ちゃんの料理をほめていた。「これは栄養があるからさ。もっと食べちゃだめ?」と、おかわりを求めていた。
 
⑤お空の頃から、お星さまの頃から。
お父ちゃんが、タンバリン(インド製のブリキの太鼓)を叩いて歌っている。
「お父ちゃん、それ大好きなの?」
「小さいときから?子どもの頃から?」
「おとうちゃんの頃から? おじいちゃんの頃から?」
「おばあちゃんの頃から?」
さらには。
「お空の頃から?」
「お星さまの頃から?」
─そうだよ。ずっと昔からこうやって叩いて歌っていたんだよ。
 
⑥風と遊んでいたの。
保育ママのところに預けに行く。クルマで往復30分余かかる。
もう気温も上がって、暑いと言うので窓を全開にして走らす。でも、寒くなったので窓を締める。すると、叱られた。
「いま、風さんと遊んでいたのにー」。
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