過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

裁判の第一回口頭弁論が、いよいよ7月4日

ガソリンスタンドによってぼくのディーゼル車にガソリンを給油されて、廃車に至った。その損害賠償を求める裁判の第一回口頭弁論が、いよいよ7月4日と迫ってきた。相手は弁護士が出てくる。こちらはもちろん素人で戦う。裁判で時間がかるのが、事実認定。言…

和紙職人の家を訪ねた

きょうは和紙職人の家を訪ねた。ヨモギとコウゾで和紙を作っておられた。サトウキビでも和紙をつくっていた。この道45年という。82歳とご高齢だが、ぼくよりもはるかに身が軽い。ひょいひょいと舞うように山を移動する。表情も明るい、言葉のやりとりも明る…

怒るのは損なのだが……

選挙が近いのでテレビで政治家の討論会など見ていると、話す内容よりも話している雰囲気、人柄、落ち着き具合が大切と感じる。気色ばんで話をすると、もう好感がもてない。肩に力が入っている人の話は、聞けないな。ゆったりと余裕の人は話は聞ける。▲で、そ…

99歳で亡くなったおじいさんのこと

草取りをする認知症のおばあちゃんの話の続き──。このおばあちゃんの夫は、昨年亡くなった。99歳だった。まったく病院に行くこともなく、最後まで自宅で過ごした。そうして、眠るように息を引きとった。▲これはその半年前に、お訪ねしたときに撮らせてもらっ…

仏陀の悟りとは何か、というすこし難しいお話。

仏陀の悟りとは何か、というすこし難しいお話。▲仏教というと、仏の教えだ。仏とは、お釈迦さま=ブッダ=ゴータマ・シッダールタのこと。仏教は、悟りを開いたブッダの教えをたいせつにする宗教ということができる。▲いや仏には、阿弥陀仏も、大日如来も……と…

認知症のおばあちゃんが草を抜きに来る

近所の奥さんが「たいへん! うちのばあばが、お宅の生姜を抜いてしまったかも」と駆けこんできた。▲一か月半かけて、やっと芽が出たショウガだ。抜かれてしまったらたいへん。で、見に行ったら大丈夫だったので一安心。このばあばというのが、92歳のおばあ…

あるじいさまの霊的体験

滝行やら成仏のことをのことを書いたが、あるじいさまのはなしを思い出した。▲お会いしたときは、84歳。尼崎で、四畳半一間に一人暮らし。廊下を歩くと、ぎしぎしいう古い木造のアパートだ。訪ねると、じいさまは、ステテコをはいてテレビを見ていました。「…

コーヒーの生豆

コーヒーの生豆が届いた。10キロで7800円。毎日、5〜6杯飲んでるけど、これだけあると1年はもつ。値段にしたら、1杯あたり3〜4円というところ。お茶と比べたらずいぶんと安い。3日に一度は焙煎する。ときにはロケットストーブの薪で焙煎。わりと手間だけどそ…

ジャガイモ(馬鈴薯)を収穫した

ジャガイモ(馬鈴薯)を収穫した。雑草も抜かず草ぼうぼうだったが、ちゃんと大きなジャガイモができていた。ぜんぶで12キロあった。ごそっと引き抜くと、たくさんの芋が鈴なりになっている。掘った土の中には、蟻の巣やらミミズやら、ダンゴムシ、クモ、そ…

滝を探している

滝行をやってみたいものだと、山中をドライブしては、滝を探している。ここはわがやから1時間。水窪(みさくぼ)にある布滝だ。流れ落ちる水が、絹の細い薄布を晒しているように見える。とてもいい風情なんだけど、滝行をするには、水量が足りない。湯河原の…

ついに12万部を越えた

4年前に企画してつくらせてもらった本が、2000部、3000部と増刷を続けていった。昨日、出版社から連絡があり、ついに、36刷で12万部を越えたという。『死んだらおしまい、ではなかった』(大島祥明著/PHP発行)という本である。亡くなった人が、はたして…

自家製のかゆみ止めと虫除けスプレー

自家製のかゆみ止めと虫除けスプレー。枇杷の葉と種をホワイトリカーにつけたものを、百均のガラス製のアトマイザーに詰めた。いつでもシュッシュと使えるように、持ち歩いている。左の琥珀色が枇杷、右の黄色がドクダミ。いろいろと便利。ホワイトリカーは…

ガンジス河で水浴びしている水牛たち

ガンジス河で水浴びしている水牛たち。この近くで沐浴したり、チャーイの水をくんだり、洗濯したり、遺灰をながしたりと、インドは混沌でものすごい。すべてを包みこんで浄化してしまう聖なるガンジス河ってところ。インドでは牛は神さまのお使いで、とても…

むかしから低血圧で

むかしから低血圧で、だいたい上は100くらい。下は50ちょい。学生時代、就職時の検査で、医者が血圧計を取り替えていた。こんなに低いのは、機械のほうがおかしいと思ったという。「こりゃあ、半病人だよ」と言われた。貧血ということではないし、体質なんで…

被告の答弁書が届いた

愛車のハイエース(ディーゼル車)に、ガソリンスタンドでガソリンを給油されて廃車にされた。その続報。相手方の保険会社は、10年を越えた車は、会計上の減価償却で新車価格の10%(32万円)しか支払わない、という。こちらは、同等品の中古車の市場価格と…

トウモロコシのたくましさ

トウモロコシが、いつの間にかこんなに大きく育った。苗を買ってきて育てたものだ。葉っぱの色といいその姿といい、いかにも生命力あふれる風情がある。種からも育ててみた。直播すると鳥に食べられてしまうので、苗床で育てた。ところが、いまや育ちすぎて…

ショウガの芽が出てきた

待望のショウガの芽がやっと出てきた。その数20本ほど。うれしい。4月末に種を埋めたので、一ヵ月半もかかった。この間には、土は雑草で埋もれていた。ショウガとニンニク、この二つは自分でぜひとも栽培したいと思っていた。ショウガは体を温めて発汗をうな…

草を抜く日々

ダンボールを利用した草取りのはなし。▲この季節は草との戦いの日々だ。草といういのちをう奪う日々。とにかく夏草はすさまじい勢いだ。何しろ畑が1300坪、山林が200坪、宅地が200坪もある。まさに草との戦争。秋まで続く。草は小さなうちに抜いてしまわない…

わがやのそば畑

わがやのそば畑。なんにもしないのに、すくすくと成長している。水やりも要らない、雑草も取らなくていい。雑草抑えにもなっている。モンシロチョウとミツバチがたくさん来ている。収穫は8月中旬。脱穀と粉挽きが大変な手間だと思うけど、手動の唐箕(とうみ…

梅が30キロ

今月は、梅月間だ。台所には、梅をつけた大きな8リットル瓶が8本。所狭して並んでいる。梅砂糖、梅醤油、梅味噌、梅シロップなどだ。さらに、保冷袋に入れた梅干が箱の中にどどーん、と寝ている。いくらなんでも、これだけつくればいいと思うけど、いまの時…

たくさんの梅を

一昨日、近所の友人の家にある梅の木から、実をとらせていただいた。南高梅ほどの大きさがある見事なものだ。それを10キロ近く。さて、これをどう使おうか……。▲梅シロップは、8リッターの瓶ですでに4つもつくった。梅肉エキスは、さすがにたいへんな手間。な…

「鎮宅霊符尊神」をまつる禅寺

その名も「太陽禅寺」とある。おや、いい名前だ。立ち寄らせていただこう。数年前、伊勢神宮を参拝して吉野に出かけた。その移動中、三重県多気郡大台町栗谷というところにその寺があった。ちょうど住職がおられたので、おはなしをお聞きする。ふつう禅寺と…

虫除け&かゆみ止めスプレーのはなし

虫除け&かゆみ止めスプレーのはなし。いままで蚊に刺されたときには、キンカンを塗っていた。でも自分の土地にあるもので、つくったほうが賢い暮らしじゃなかろうか。そう思って、枇杷の葉スプレーを思い立つ。一年前から、なにかの役に立つだろうと枇杷の葉…

蕎麦が、もうこんなに

こないだ畑に播いた蕎麦が、もうこんなに育ってきた。きょうでおよそ1か月。花咲爺のように、種をばらまいただけ。水やりもしないで、5日目でちゃんと発芽した。若い苗は、そのまま生のまま食べられた。スプラウトだ。蕎麦の味がしておいしかった。蕎麦はこ…

「蘇州夜曲」

「蘇州夜曲」という、かつての名曲をご存知だろうか。服部良一作のメロディーがいい。渡辺はま子も、李香蘭の声もいい。二胡の響きもいい。そして、西条八十の歌詞がとくにすばらしい。この歌が流行った頃は、日本軍が上海を占領しており、エキゾチックな魔…

わたしたちの暮らしには縁遠いお経

お経というと、わたしたちの暮らしには縁遠い。暮らしの中でお経をよむのは、お坊さんとか創価など新興宗教の人くらいだろうか。それは、坊さんによって葬式や法事のときによまれるもの。それは、「死者の供養のためのもの」であって、「自分の生き方や暮ら…

崖から落ちて亡くなったところを

その方は、90歳近くだが、いたって元気な方で、ここいらの山里の実力者で大地主ということだった。仏教に関心があるようで、死んだらどうなるのか、死んだあとの供養のことなど、いろいろと聞かれた。初対面であったが、いろいろなお話をさせてもらった。話…

梅肉エキスづくり

きょうは梅を10キロとった。それを1時間かけてつぶして種を取り出す。そうして、1時間かけてジューサーで搾り出す。こんどは、2時間かけて煮こんで煮こんで、タールのようになるまで煮こんでいるところ。これがやがて、梅肉エキスになるのだけれども、まだま…

LED照明を玄関に取付

感熱式のLED照明を玄関に取り付けた。面倒と思いきや、ほんの10分で済んだ。いつか取り付けようと思いつつ、この三年間、こんな簡単なことをやっていなかった。そういうことが、たくさんある。網戸の修理とか……。ともあれ、これで夜、帰宅するときに安心だ。…