過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

草を抜く日々

ダンボールを利用した草取りのはなし。▲この季節は草との戦いの日々だ。草といういのちをう奪う日々。とにかく夏草はすさまじい勢いだ。何しろ畑が1300坪、山林が200坪、宅地が200坪もある。まさに草との戦争。秋まで続く。草は小さなうちに抜いてしまわないと、逞しく根を張る。こうなると鍬で掘っても手ごわい。▲ほうっておけば、花が咲いて種が土に落ちる。落ちた種は10年でもへっちゃらに生き延びて、また芽を出してくる。トラクターで耕した先から、もう芽が出てくる。わがやは、先代の地主が全く放置したままだったので、そんな雑草の種がぎっしりだ。

だからせっせと小さいうちから草を抜くしかない。とくに雨上がりの朝がいい。雨によって土が柔らかいので、わりかし楽に抜ける。▲せっかくなので、筋トレと思って草を抜く。指で抜く、腕で抜く、腰で抜く、体幹で抜く。身体感覚を味わいながら。

で、問題なのはその草だ。根っこがついたままなので、あたりに放置したらまた根を張る。袋に入れるのも手間だ。なので、ダンボールをあちこちに置いて、草をぽいぽいと入れる。▲さいわいAmazonが毎日のように配達されるので、ダンボールはたくさんある。庭のあちこちにダンボールを置いている。ふと気が向いたら草を抜くようになる。美観はもとより無いので、問題はない。草は、あとで燃やしてしまうか堆肥にする。