過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

2014-01-01から1年間の記事一覧

車検切れで走っていたよ

南信州の飯田、大鹿村に人形浄瑠璃と農村歌舞伎を見に行こうということになって、ぼくの車にみんなで乗り合わせということになった▲VOXYというワンボックスカーに乗っているが、これは3月にYahooのオークションで買ったヤツ。走行距離は11万キロを越えるが快…

こんな夢をみた

夢をみた。こんな夢だった▲ぼくは巨大な建物のホールにいた。突然、天井からすこしずつ崩れだした。レンガが一つひとつ、落ちてくる。危ない。部屋に逃げ込む。そこにもレンガが落ちてくる。窓を破って脱出しよう。椅子で窓ガラスを割る▲しかし、鉄の網があ…

今からはじめる老いじたく

明日、静岡県庁に緊急雇用の創出プランの企画提案を3本の提出に行ってくる。ついでに、県庁の近くでこんな講演がある。「今からはじめる老いじたく」。第一人者の井上治代さんだ。現代の葬儀とお墓事情というテーマ。母の看取りとおくりをきっかけにして、葬…

葬り方、おくり方について

葬り方、おくり方についての続き▲難しいのは、お墓だ。ぼくの場合、ひとり者なので、ぼくが死ぬと子孫は絶える。ということで、かくじつに無縁墓になってしまう。ぼく自身は遺骨は灰にして近くの川に流してもらえばいいけど、さて先祖の遺骨はどうするか。す…

「親をどう看取るのか」「親をどのようにおくるのか」

母の看取りから葬儀までを体験して、ひとつのテーマとして浮かんできていることがある▲それは、「親をどう看取るのか」「親をどのようにおくるのか」というところ。さいわい、母は衰弱していって、むだな治療は一切しなかったので、穏やかに逝くことができた…

母の葬儀を執り行ないました

昨日、無事に母の葬儀を執り行ないました。家族葬としいうかたちで行うつもりでしたが、友人たちが葬儀の場所を調べて、参列してくださいました。たいへんありがとうございます▲4日前の早朝の看取りからからはじまって、葬儀まで、次々といろいろな段取りが…

自分でお経をよんで母を送る

なにしろ自分でお経をよんで母を送るという、まれな葬儀でした。喪主である自分が母をおくるのが、自然でありふさわしいことだと、かねてより思っていました。生前、母にも伝えていました▲母のことを何も知らないお坊さんがやってきて、訳がわからないお経を…

会葬の案内状を作っているところ

母の葬儀に際しての会葬の案内状を作っているところです。いまたたき台。これからデザインして、と。

母が亡くなりました

昨日の朝、母が亡くなりました。午前8時、わたしに看取られて静かに息を引きとりました。みなさまから、あたたかいお言葉をいただきました。とてもうれしく、ありがたくいただきました。ありがとうございます。さて、亡くなってからが、いろいろとたいへん。…

なんと母校からノーベル賞が

ノーベル物理学賞を受賞した天野浩さんを調べて、おどろいた。なんと高校(浜松西高)の後輩じゃあ、ありませんか▲いままで母校の有名人といったら、水泳で世界記録をたくさん出したフジヤマトビウオの古橋広之進くらいだった。あと、高校と大学での同級生で…

渡辺和子さんの講演

20年間、遡れる日記をつけている。FileMakerにいれている。昨年は、その前はとさかのぼってよむことにしている。いろいろと忘れてしまっているけど、なかなかいい発見をしたり、工夫したりしている。そんな過去の自分に学ぶこともできる。7年前の今日、野口…

もうターミナルに入った

母はもう点滴の針が入らない。血管が細くなってしまって、針を入れる場所がない。かろうじて、足首に刺している。手を握るが握り返す力もない、目を開けることもない。食事ももちろんできない。お医者さんが言うには、もうターミナルに入ったので、わりと近…

母の好きな曲を鉄琴でなんども演奏してきた

嵐がやってくる。さきほど、母の見舞いに行ってきた。もうほとんどなにも食べない。点滴を挿す血管もきびしくて針が外れてしまうという。ぼくが来たことはわかっていると思うけど、反応はあまりない。目も開けない。体温もずいぶんと低い。ただ寝息の音だけ…

成功例よりも失敗例

人前でなにか話をするとき、どうしてもいい所を見せたくなる。うまくいったこと、成功したこと、どうだすごいだろう! みたいなことを話してしまう。これ、聞いているほうとしたら、そんなに愉快ではないかもしれない。ぼく自身が人の話を聞いていて、そうだ…

チベットの鐘とペンタトニックの響き

毎日、母の見舞いに出かけている。こちらのケアセンターに入所して、12日目になる。最初の数日は、母も話もできたのだが、近ごろはほとんど話ができない。すこしうなずく程度だ。食事はスプーンに5口程度。あとは点滴でつないでいる。ほとんど眠ってばかり。…

チラシ製作中

しばらくわがやに居候してデザインをやってくれていた小林くんが、きょう東京にもどった▲来年の2月に予定している「いにしえをつなぐアーティスト」のチラシ作りのたたき台をつくってくれた。こちらはチラシの表のところだけだが。字は、ぼくが左手で筆で描…

なにげに車で通りがかかったのが、都田建設

なにげに車で通りがかかったのが、都田建設という会社の前。なにやら社員が総出で、とっても明るくてエネルギッシュなオーラ。ちかよってみると、どうぞどうぞと満開の笑顔。といって、気持ち悪くない。みんなでバーベキューをしているところだという。う〜…

はじめての獣医にかかった

ランがはじめての獣医にかかった。肉球の間が湿疹を起こしてした。そのため、痒くていつも舐めている。舐めていると、痛いのだろう、よく悲鳴を上げていた。舐めすぎるために傷になって、歩くのも痛そうなときがあった。この症状は、実は2年くらい続いていた…

奥深い勝坂の空き家を紹介した

山里に移住して4年。クチコミで山里暮らしを希望する人が相談に来るようになった。だいたい月に5〜6人くらい。受けた相談は、この3年間で100人を越える。空き家を案内したのは、50人近くになる。移住した人は、10組13人。一昨日、骨董と彫り物をしているSさ…

スズメバチの巨大な巣を発見

先日は、スズメバチの巨大な巣を発見。わがやの入り口の垣根の下にあった。友人が草刈にきてくれたとき、刺されてしまった。別な友人に頼んで対治。ゴキジェットを噴霧して追い払って巣を取り出した。蜂の子がたくさんいた。ぶむぶむぶむと動いていた。食べ…

買い物支援タクシー

わが山里、春野町では、NPO法人が事業主体となって買い物支援タクシーを運行する動きがある。住民が年会費1000円で支えていくことになる。しかし、全員が会員になってくれることはないので、経費的にやりくりは大変なことと思う▲北遠地域の佐久間町では、NPO…

衰弱したカモシカと

やがてカモシカは、ヌタ場に横たわって、もう動かない。ちかづいても、逃げようとしない。しばらく様子見とした。役所の人は、明日までほっておいて、衰弱したところで山に戻すという。ちょっと怖かったけど、カモシカ君と記念撮影。

カモシカが現れた ランが威嚇

カモシカが畑に出たのでランに追い払ってほしい。近所の天野さんが頼みにきた。捕獲するには角があって危なすぎる。天然記念物なので殺すことはできない。放置しておくと、畑の作物を荒らしてしまう。役所の人も手を焼いているという。ので、ランの威嚇によ…

山里の出会いの一日

山里を150キロ以上も移動して、人と出会いの多かった一日だった▲朝から、いまわがや滞在している京子さんと小林君と一緒に、はるのケアセンターに母の見舞いに。母はもうすっかり枯れてしまっていて、ほとんど食事をしない。ハーゲンダッツのアイスクリーム…

さて静岡に

きょうはこれから静岡に。新東名に乗れば2時間かな。「雇用拡大・処遇改善プラン」の説明会にだ。これ、事業案が通れば、静岡県が全額負担してくれるというもの。たとえば、「女性の社会進出」「若者の就職」「障がい者」「高齢者の活用」がテーマ。いろいろ…

このままなにも食べないでいれば、静かに息を引き取る

母はもうほとんど食べない。水も呑まない。寝てばかり。どこが痛いとか苦しいとかいうこともない。ひたすら寝ている。食べたくないのに無理に食べさせないほうがいいと思う▲一昔前なら、このままなにも食べないでいれば、静かに息を引き取るんじゃないかと思…

母が施設に入ることになった

母が二度の脳梗塞を患って右半身が不随となって、二年▲ずっと姉のところに厄介になっていたが、姉もいよいよ介護がたいへんとなってきた。この夏は脱水症状を起こして、首も座らないほどに弱ってしまい、入院となった。ひと月の入院のあと、姉の家の近く施設…

お茶がふるわないのはどうしてか

この山里の主な産業は林業とお茶だ。あたりの風景は、ほとんど杉ヒノキの森とお茶畑。しかし、ともにふるわない▲林業は、木を伐るたびに赤字が出る。森は放置されたまま。お茶は、手間をかけて育て製茶しても、これも赤字に近い。ということで、後継者もいな…

友人が露店を出していた

いつもの信州街道(秋葉街道)を運転していたら、道路脇にテントが。あれれ、と寄ってみたら、大脇さんだった。ハワイアン・コナコーヒー、ベトナム・コーヒー、バナナ・パンケーキ、そして瀬戸焼きそば。近ごろ出店したのだそうな。薪ストーブでお湯を沸か…

巨大なクモが

欄間に巨大なクモが。スイーッチョと鳴いていたキリギリス(ウマオイかな?)をつかまえていた。とっても大きいし、背中の柄が大きな目に見えて、なかなか迫力がある。