過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

買い物支援タクシー

わが山里、春野町では、NPO法人が事業主体となって買い物支援タクシーを運行する動きがある。住民が年会費1000円で支えていくことになる。しかし、全員が会員になってくれることはないので、経費的にやりくりは大変なことと思う▲北遠地域の佐久間町では、NPO法人が1億円の資金をもって、買い物支援タクシーを運行させている。が、資金は、年々取り崩して、目減りしているようだ。

他の中山間地の取り組みはどうなっているのだろう。調べてみたら、徳島の美馬市の事例があった。ここは、NPO法人が主体となって助け合いタクシーを運行させている▲住民が自家用車を白タクとして利用してもらう仕組みのようだ。

住民の予約を電話で受け付けて、近くの登録運転手が送迎する。運賃は、130円/km、民間タクシー会社の半額程度▲その85%を運転手に、残りをNPOの運営費に配分している。送迎もしながら、独居老人の安否確認も行う。運転者数は45人。登録会員357人。行政からの補助は講習参加の費用程度の60万円という。

http://www.pref.gifu.lg.jp/kurashi/kurashi-chiikidukuri/chiiki_commu/tyousa/index.data/jirei1_10.pdf