過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

宗教

カール・リンポチェが「いまここで出家しろ」と言う

ひさびさにインドの旅の体験。インドは、いくたびにディープ。すこしずつ思い出して書いていく。 ▽ 私はかつてはサラリーマン。会社では、海外との貿易、ドイツとイギリスの生産手配、海外物流コストダウン、株主総会対策など、いろいろやらせてもらえた。し…

ハロウィンの起源

きょうからハロウィンらしい。 こないだ「たこまん」という菓子屋に寄ったら子ども用クイズがあって、正解にはお菓子をくれるというものだった。 ハロウィンの起源は、①50年前 ②200年前 ③2000年前 という質問だ。あかりは、「おとうちゃん、どれが正しいと思…

あらかたの宗教は、形式を伝えている。しかしその本質は?

ある有名な神社にあかりとともに参拝した。 それはスッキリして豪華、歴史のある祭りが継承された拝殿であった。 「あかり、こういう神社はとってもいいんだよ。スッキリしているだろう。このスッキリした感じが大切なんだね」 というのは、数日前の夕方、知…

瞬間瞬間、ものごとは変わる スマナサーラ長老の本作り

たったひとつの真実があるとすれば、それは「瞬間瞬間、ものごとは変わる」ということになるだろうか。 いまスマナサーラ長老の本作り(道元の「現成公案」を語る)をしている途中だが、すこし抜粋。 ○世界は毎日毎日変わる ───いまの日本は先行き不安ばかり…

わたしのイスラム体験①

イスラエルとハマスの戦い。イスラムの残虐性が報道されるのだが、じつのところイスラムの人々はどうか。ぼくは、報道はあんまり信用しない。自分の体験をもとにものごとをみるようにしている。ということで、すこしぼくのイスラム体験を連載してゆく。 ▽西…

日々、修行。修行のポイントは、一つ一つに執着しないことかなあ。

人生は短い。いつ突然、この世から去るかもしれないし。やれることはやっておく。「継続は力なり」。たしかにそのとおりだけど、ぼくはひらめきと縁で動くだけ。ひとつ終わると完了。そして次の企画がやってくる。人と人がつながればそこからいろいろと起き…

通訳をしたインド女性からみた日本のお坊さんたち

ひとり暮らしの友人が、来月一ヶ月間、インドに行く。心配なのが猫の世話。 当初、マヤ暦を研究しているカップルが住んでくれることになっていた。しかし、かたほうがコロナでダウン。その後遺症で無理ということになった。 やはり近所の方にお願いするのが…

ざっくりパレスチナ問題

第3次世界大戦の始まるという気がしている。もうウクライナの問題は、フェードアウトしている。 パレスチナの人から見たら、自分たちが長年暮らしてきた先祖代々の土地に、突然、異民族が侵略してくる。武力で土地を奪い、独立国を建てて、自分たちを追い出…

自分の信ずる神しか認めない、他は邪悪のものとして許さない。軽蔑し憎悪する。

イスラエルは、パレスチナの過激派組織「ハマス」による奇襲攻撃を受け宣戦布告した(2023年10月8日に)。イランはハマスのロケット弾をサポートした模様。 トルコも反イスラエルで、イラク北部での軍事作戦の継続を発表した。イスラエルの側に付くのは、ア…

きょうはメーダ・ミチカ(Medha Michika)さんとのいちりん楽座(GoogleMeet)。13時から。参加ご自由。ゲスト:メーダ・ミチカ(Medha Michika)さん池谷がインタビューしながら進めていく。参加無料 どなたでも。下記をクリックするだけで参加できる。ただ…

親友たちの奇想天外・八艘飛び。ベトナムとネパール

親友たちの奇想天外・八艘飛び。ベトナムとネパール。ふたりとも、いいなあ。〈康ちゃん〉ベトナムに出かけて、いま寺院でマインドフルネスのリトリート中。ベトナムをふらっと訪ねた縁で、日本とベトナムの交流会を企画した。タン師(ティク・ナット・ハン…

八幡神と日蓮

八幡神の起源から神仏習合、そして日蓮の主張を俯瞰してみた。八幡神をめぐる考察。外来の神様、外来の仏様。そして、神仏一体、本地垂迹。仏法の守護神。源氏の守護神。そして、日蓮のとらえかた。▽八幡神は現在では日本一多く祀られており、全国に4万社以…

ベトナムのお寺でリトリート(平穏な心に気づく瞑想の集い)

康ちゃんが、ベトナムのお寺でリトリート(平穏な心に気づく瞑想の集い)を受けている。そのときの住職(法話:ニャチャン金山寺住職)のお話を、適当に池谷が超訳。 ▽ブッダの教えの基本は、息に集中していくことです。座る時、歩く時、食べる時。呼吸をよく…

ベトナムに一時帰国したあと、フランスのプラヴィレッジに帰る

先日、ベトナム僧のタン師がうちの施設でマインドフルネスのリトリートを指導してく 先日、ベトナム僧のタン師がうちの施設でマインドフルネスのリトリートを指導してくださった。タン師は、ティク・ナット・ハン師のもとで13年間、学んだ方である。 マイン…

いきなり鳥肌、背中がゾクッとした

あかりが、「天竜川の渦巻いているところを見たい」というので、帰りに寄ってみたのだった。ところが、もう薄暗いのでよく見えない。もっといい場所を探してみよう。「あ、ちょうど階段がある。ここを上ればよく見えるかも」その階段を3段くらい上がった。…

いちりん楽座の案内 「古代インド哲学(ヴェーダーンタ)とサンスクリット語」

いちりん楽座の案内「古代インド哲学(ヴェーダーンタ)とサンスクリット語」10/9(月 祝日)13時〜15時 12時半から開場。13時まで、雑談して13時からスタート。 ゲストは、インドのアシュラムで10年余に渡って古代インドの哲学(ヴェーダーンタ)とサンスク…

手作り葬、日常葬のひとつの見事な模範と思う。

手作り葬、日常葬のひとつの見事な模範と思う。親友の田康彦さんの奥様の葬儀だ。ちょうど、きょうで亡くなって4年。妻は50代後半から、若年性のアルツハイマーを発症。やがてデイサービスを利用。症状が重くなると、グループホームに移った。田中さんは、…

ベトナム寺院 宗教法人の設立に向けて

一年前、はじめてベトナム寺院を訪ねた。 これが縁で、日本人とベトナム人の交流会を企画した。 そして、ティク・ナット・ハン師の弟子のタン師のリトリートを行った。新住職の新任の案内を作成した。 で、これからやることは、宗教法人の設立だ。そのあたり…

ホンモノはひっそりしている。

人を治せる霊的な治療者ってのは、たくさんいる。 Nさんに出会ったのは南インドのケララ州の海岸で出会った。アシュラム(マータ・アムリーター・ナンダマイー)の近くだ。それから、サイババのアシュラムでも出会った。それ以来のお付き合い。 ▽初診のとき…

自給自足的ノーテンキな農的生活の松尾俊一さん

「自給自足的ノーテンキな農的生活」を40年近くされている松尾俊一さん。先日の、ベトナム僧タン師のリトリート(日常から離れた環境に身を置き、内面を見つめること)に参加してくれた。 リトリートでは、呼吸、歩く、食事、座る、お茶、寝るなど、日常の暮…

「死後のこと」「死後の転生」「無我」についての論及

「死後のこと」「死後の転生」「無我」についての論及。これは、スリランカの、ラーフラ長老の論文をもとに整理してみた。(『ブッダが説いたこと』ワールポラ・ラーフラ著 岩波文庫を参考にしている)しかし、まだよくわからない。 ①存在とは、肉体的、心的…

ベトナム僧のタン師を招いてリトリートから、歴史を振り返ってみる

9月9日、ベトナム僧のタン師を招いてマインドフルネスのリトリートを行った。平和で柔らかな波動の一日であった。 タン師は、日本語はそんなに巧みではないものの、その明るい、微笑みのありようは、しかと伝わってくる。 出家に至るいきさつをお聞きすると…

初期仏典に表されるブッダ

初期仏典に現れるブッダは神格的で超人的な存在ではない。大乗仏典になると、ブッダという存在は、空想的で神話的な存在となるが。 初期仏典は、人間ブッダという感じがする。その教えはシンプルでピースフルだ。 ダンマパダのこんな一節からも感じられる。 …

ひとつひとつやってみると、課題がみえてくる。ほんとうに何をしたいのかが。

昨日は、ベトナムの僧侶、タン師のマインドフルネスのリトリート。呼吸する、歩く、食べる、お茶をのむ、寝る、歌う。すべてにマインドフルであること。すなわち、気づいていること、内側から自分自身をよく観察していること、感じていること、瞬間瞬間にあ…

伝説の禅僧「村上光照老師」の原稿

伝説の禅僧「村上光照老師」の原稿を書かせてもらった。こちらに前編が掲載。サンガ新社より。「寺なし興道」と呼ばれた澤木興道老師に出会って出家された。師とおなじように一処不住、リュックひとつで全国を行脚した禅僧であった。https://online.samgha-s…

死とはなにか」についての本作りをしている。

「死とはなにか」についての本作りをしている。「死について」「死後についての」内容だ。 「死」について語ることは、「生とはなにか」について論ずることになる。「この日常の暮らしはどう生きたらいいのか」というところに、つなげていきたい。 ①「死」と…

マインドフルネスの一日のご案内 9月9日(土)10時〜16時

マインドフルネスの一日のご案内日時:9月9日(土曜日)10時〜16時。場所:天竜高校春野校舎(格技場)浜松市天竜区春野町堀之内284参加費:無料 ドネーションは受け付けます。申し込み:だいたいの人数は把握したいので、メッセンジャーかメール、ケータイ(ich…

子どもは国籍関係なし。自由に遊ぶ。

子どもは国籍関係なし。自由に遊ぶ。子どもたちが無邪気に遊んでいることがとてもPeaceful。子どもを介して言葉は通じなくても交流ができる。9/3ベトナムの天恩寺で、ベトナムと日本人の交流会。9/9はリトリートの予定。

食べる瞑想 タン師はフランのプラムビレッジで、13年間、ティク・ナット・ハン師に仕えた方

昨日のベトナムと日本の交流会。ベトナム寺院の天恩寺で開催。これは食べる瞑想についての説明です。 説明しているタン師はフランのプラムビレッジで、13年間、ティク・ナット・ハン師に仕えた方です。 つねに微笑みを絶やさずピースフルです。 今月末、ベト…

死についての詰み将棋

「おとうちゃん、将棋やろうよ」あかりが言うので、毎日将棋をさしている。 いまはまだ、ほとんど数分で勝ってしまうレベルなんだけど、これから詰将棋を一緒にやっていこうというところ。 さいわいYouTubeにたくさん教材があるので、それを見ながら、ひとつ…