過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ひとつひとつやってみると、課題がみえてくる。ほんとうに何をしたいのかが。

昨日は、ベトナムの僧侶、タン師のマインドフルネスのリトリート。
呼吸する、歩く、食べる、お茶をのむ、寝る、歌う。すべてにマインドフルであること。すなわち、気づいていること、内側から自分自身をよく観察していること、感じていること、瞬間瞬間にあること。
それがすべての基本にあるという実践であった。それが身につくと瞬間瞬間に生きられるということにつながる。
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タン師は施設に泊まっていただいた。早朝、ベトナム寺院まで康ちゃんが送っていく。
タン師とベトナム人たちは、岡崎でぶどう狩りがあるというので、あかりも合流させてもらうことになった。
子どものころから、外国の人たちと仲良くなる機会はとてもありがたい。ベトナムの方たちは、とても親和性があるのだ。
ひとつには、民族性もあるが、お寺(仏教に対する尊敬と崇拝)を核にしたネットワークというのも強いことだ。その基軸にあるのが、マインドフルネスということになる。もちろん、拝むとか祈るという宗教性も入っているのだが。
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さて、春野では内田さん(柔道4段)がきてくれて、月に一度の柔道教室。こちらには、内田さん親子、勝山さん親子とわたしで、6名。広い柔道場を走りまわり、クマ、ワンコ、うさぎなどのいろいろな動きをするだけで、たいへんな運動量。エアコンないので、やはり暑い。
子どもたちは「川に行きたい」と言うの。もう寒いと思うよというのだが、聞かない。それで、近くの杉川に行く。やはり水は冷たい、流れは速い。水に入って泳いでいたら、寒くなってきた。
じゃあ、うちで昼食ということで、ロケットストーブでご飯を炊いたりお湯を沸かしたり。子どもは鬼ごっこに、オセロに、砂遊び、そして火遊び。そうして、お母さんたちは、のんびりとくつろぐ。子どもは子供同士で遊ぶ。親たちは見守りつつ、まったりすごす。この施設が、そういう場になっていけばいい。
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定期的に、親子のお泊りデーというのを企画してみようか。
未就学児、低学年の子どもは他所の家に泊まりに行くだけで大変なチャレンジだ。一緒に料理したり食事をともにする。
ひとつひとつやってみると、いろいろ課題がみえてくる。ほんとうに何をしたいのかが、みえてくるのかもしれない。
----—しかし、この年にして、まったくみえてないんだけどね。

 

映像はFacebookのほうで。

池谷 啓 - 昨日は、ベトナムの僧侶、タン師のマインドフルネスのリトリート。...